パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (DW) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -55 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
ISO7741 の特徴
- 100Mbps のデータ レート
- 堅牢な絶縁バリア:
- 1500VRMS の動作電圧で 30 年を超える予測寿命
- 最高 5000VRMS の絶縁定格
- 最高 12.8kV のサージ耐量
- CMTI: ±100kV/µs (代表値)
- 幅広い電源電圧範囲:2.25V~5.5V
- 2.25V から 5.5V への電圧変換
- デフォルト出力 High (ISO774x) と Low (ISO774xF) のオプション
- 幅広い温度範囲:-55℃~125℃
- 低い消費電力:1Mbps でチャネルごとに標準値 1.5mA
- 小さい伝搬遅延:標準値 10.7ns (5V電源)
- 堅牢な電磁両立性 (EMC)
- システム レベルでの ESD、EFT、サージ耐性
- 絶縁バリアの両側で ±8kV の IEC 61000-4-2 接触放電保護
- 低い放射
- ワイド SOIC (DW-16)、QSOP (DBQ-16) のパッケージ オプション
- 車載用バージョンを利用可能:ISO774x-Q1
- 安全関連認証:
- DIN EN IEC 60747-17 (VDE 0884-17)
- UL 1577 部品認定プログラム
- IEC 61010-1、IEC 62368-1、IEC 60601-1、GB 4943.1 認証
ISO7741 に関する概要
ISO774x デバイスは、高性能、4 チャネルのデジタル アイソレータであり、UL 1577 準拠、5000VRMS (DW パッケージ)、3000VRMS (DBQ パッケージ) の絶縁定格を備えています。このファミリのデバイスの一部は、VDE、CSA、TUV、CQC に準拠した強化絶縁定格を備えています。ISO7741B デバイスは、基本絶縁定格のみを必要とするアプリケーション向けに設計されています。
ISO774x デバイスは、CMOS または LVCMOS デジタル I/O を絶縁すると同時に、低消費電力で高い電磁耐性と低い放射を実現します。それぞれの絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO2) 絶縁バリアによって分離されています。このデバイスにはイネーブル ピンがあり、対応する出力を高インピーダンスに移行して、マルチマスタ駆動アプリケーションに使用でき、また、消費電力を低減できます。ISO7740 デバイスはすべてが同じ方向の 4 チャネル、ISO7741 デバイスは 3 つの順方向チャネルと 1 つの逆方向チャネル、ISO7742 デバイスは 2 つの順方向チャネルと 2 つの逆方向チャネルを備えています。入力電源または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは HIGH、接尾辞 F のあるデバイスでは LOW になります。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。