パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGY) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
SN74AVC4T245-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション認定済み
- 以下の結果で AEC-Q100 認定済み:
- デバイス温度グレード 1:動作時周囲温度範囲 -40℃~125℃
- デバイス HBM ESD 分類レベル H3B (JESD 22 A114-A)
- デバイス CDM ESD 分類レベル C5 (JESD 22 C101)
- 機能安全対応
- VCCA 電圧基準の制御入力 VIH/VIL レベル
- 完全に構成可能なデュアル レール設計により、1.2V~3.6V の電源電圧の全範囲にわたって各ポートが動作可能
- I/O は 4.6V 許容です
- Ioff により部分的パワーダウン モードでの動作をサポート
- 最大データ レート:
- 380Mbps (1.8V から 3.3V への変換)
- 200Mbps (<1.8V から 3.3V への変換)
- 200Mbps (2.5V または 1.8V への変換)
- 150Mbps (1.5V への変換)
- 100Mbps (1.2V への変換)
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
SN74AVC4T245-Q1 に関する概要
この 4 ビット非反転バス トランシーバは、設定可能な 2 本の独立した電源レールを使用します。A ポートは VCCA に追従するように設計されています。VCCA ピンには、1.2V~3.6V の電源電圧を入力できます。B ポートは、VCCB に追従する設計になっています。VCCB には、1.2V~3.6V の電源電圧を入力できます。SN74AVC4T245-Q1 は、VCCA/VCCB を 1.4V〜3.6V に設定した場合の動作用に最適化されています。最低 1.2V の VCCA/VCCB で動作します。これにより、1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、3.3V の任意の電圧ノード間での自在な低電圧双方向変換が可能です。
SN74AVC4T245-Q1 は、2 つのデータ バス間の非同期通信用に設計されています。方向制御 (DIR) 入力および出力イネーブル (OE) 入力のロジック レベルに応じて、B ポート出力もしくは A ポート出力のいずれかがアクティブになるか、または、両方の出力ポートが高インピーダンス モードになります。本デバイスは、B ポート出力がアクティブになった場合、A バスから B バスへデータを転送し、A ポート出力がアクティブになった場合、B バスから A バスへデータを転送します。A ポートと B ポートの入力回路はどちらも常にアクティブであるため、これらのポートには論理 High または Low レベルを印加して、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにする必要があります。
SN74AVC4T245-Q1 は、制御ピン (1DIR、2DIR、1 OE、2 OE) が VCCA から電源を供給されるように設計されています。
このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン アプリケーション用の動作が完全に規定されています。Ioff 回路で出力をディセーブルすることにより、電源切断時にデバイスに電流が逆流して損傷するのを回避できます。
この VCC 絶縁機能の設計により、いずれかの VCC 入力が GND の場合、両方のポートが高インピーダンス状態になります。
電源投入または電源オフの間にデバイスを高インピーダンス状態にするには、OE をプルアップ抵抗を介して VCC に接続します。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決まります。