パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSSOP (DCU) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
SN74CB3Q3305 の特徴
- 高帯域幅データ・パス (最大 500MHz)(1)
- デバイスの電源オン時とオフ時の両方で 5V 許容の I/O
- 動作範囲全体にわたって小さく平坦なオン抵抗 (ron) 特性 (ron = 3Ω、標準値)
- データ I/O ポートの電源電圧を超える入力電圧をサポート
- VCC = 3.3V で 0~5V のスイッチング
- VCC = 2.5V で 0~3.3V のスイッチング
- 伝播遅延がゼロに近い双方向データ・フロー
- 低い入力および出力容量により負荷および信号歪みが最小化 (Cio(OFF) = 3.5pF、標準値)
- 高いスイッチング周波数 (fOE = 20MHz、最大値)
- データおよび制御入力にアンダーシュート・クランプ・ダイオードを搭載
- 低消費電力 (ICC = 0.25mA、標準値)
- 2.3V~3.6V の範囲の VCC で動作
- データ I/O は 0~5V の信号レベルに対応 (0.8V、1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、3.3V、5V)
- 制御入力は、TTL または 5V/3.3V CMOS 出力で駆動可能
- Ioff により部分的パワーダウン・モードでの動作をサポート
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
(1)CB3Q ファミリの性能特性の詳細情報については、TI のアプリケーション・レポート『CBT-C、CB3T、CB3Q 信号スイッチ・ファミリ』 (SCDA008) を参照してください。
SN74CB3Q3305 に関する概要
SN74CB3Q3305 デバイスは高帯域の FET バス・スイッチで、チャージ・ポンプを使用してパス・トランジスタのゲート電圧を上昇させ、低い平坦なオン抵抗 (ron) を実現します。オン抵抗が低く平坦であるため、伝搬遅延を最小限に抑えることができ、データ入出力 (I/O) ポートでの電源電圧を超える入力電圧のスイッチングをサポートします。本デバイスはデータ I/O の静電容量が小さいため、データ・バスの容量性負荷と信号歪みも最小限に抑えることができます。高帯域幅アプリケーションに対応するために特別に設計された SN74CB3Q3305 デバイスは、ブロードバンド通信、ネットワーク、データ集約型コンピューティング・システムに理想的な、最適化されたインターフェイス・ソリューションを提供します。
このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用の動作が完全に規定されています。電源切断時にデバイスに電流が逆流することによる損傷を Ioff 回路が防止します。デバイスは、電源オフ時は絶縁されています。
電源オンまたは電源オフ時に高インピーダンス状態を確保するため、OE をプルダウン抵抗経由で GND に接続する必要があります。この抵抗の最小値は、ドライバの電流ソース能力によって決まります。