パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 14 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
SN74CB3T3125 の特徴
- 出力電圧変換がVCCに追従
- すべてのデータI/Oポートで混在モード信号動作をサポート
- 3.3VのVCCの場合、5V入力を3.3V出力にレベル・シフト
- 2.5VのVCCの場合、5V/3.3V入力を2.5V出力にレベル・シフト
- デバイスの電源オン時とオフ時の両方で5V許容のI/O
- 伝播遅延がゼロに近い双方向データ・フロー
- 低いオン抵抗(ron)特性(ron = 5Ω:標準値)
- 低い入力/出力容量により負荷が最小化
(Cio(OFF) = 4.5pF:標準値) - データおよび制御入力にアンダーシュート・クランプ・ダイオードを搭載
- 低い消費電力(ICC = 20µA:最大値)
- 2.3V~3.6Vの範囲のVCCで動作
- データI/Oは0~5Vの信号レベルに対応(0.8V、1.2V、1.5V、1.8V、2.5V、3.3V、5V)
- 制御入力をTTLまたは5V/3.3V CMOS出力で駆動可能
- Ioffにより部分的パワーダウン・モード動作をサポート
- JESD 17準拠で250mA超のラッチアップ性能
- JESD 22準拠でESD性能をテスト済み
- 人体モデルで2000V (A114-B、クラスII)
- 荷電デバイス・モデルで1000V (C101)
- 人体モデルで2000V (A114-B、クラスII)
SN74CB3T3125 に関する概要
SN74CB3T3125は、オン抵抗(ron)が低いため伝播遅延を最小限に低減できる高速TTL互換FETバス・スイッチです。このデバイスは、VCCに追従した電圧変換を行うことで、すべてのデータI/Oポートにおいて混在モード信号動作を完全にサポートします。SN74CB3T3125は、5V TTL、3.3V LVTTL、2.5V CMOSスイッチング規格に加えて、ユーザー定義のスイッチング・レベルを使用するシステムに対応します(「標準的なDC電圧変換特性」を参照)。
SN74CB3T3125は4つの1ビット・バス・スイッチとして構成され、個別の出力イネーブル(1OE、2OE、3OE、4OE)入力を持っています。このデバイスは、4つの1ビット・バス・スイッチ、または1つの4ビット・バス・スイッチとして使用できます。OEがLOWのとき、関連付けられている1ビット・バス・スイッチはオンで、AポートはBポートに接続され、ポート間で双方向のデータ・フローが可能になります。OEをHIGHにすると、関連する1ビット・バス・スイッチはオフになり、AとBのポート間は高インピーダンス状態になります。
このデバイスは、Ioffを使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用に完全に動作が規定されています。Ioff機能により、パワーダウン時に損傷を引き起こすような電流がデバイスに逆流しないことが保証されます。デバイスは、電源オフ時は絶縁されています。
電源オンまたは電源オフ時に高インピーダンス状態を確保するため、OEはプルアップ抵抗経由でVCCに接続します。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決定されます。