パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 28 |
動作温度範囲 (℃) -25 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TAS5805M の特徴
- 複数の出力構成をサポート
- 2.0モードで2×23W (8Ω、21V、THD+N=1%)
- モノラル・モードで45W (4Ω、21V、THD+N=1%)
- 優れたオーディオ性能
- 1W、1kHz、PVDD = 12VでTHD+N ≤ 0.03%
- SNR ≥ 107dB (A-weighted)、ノイズ・レベル < 40µVRMS
- 低い静止電流とハイブリッド変調
- PVDD = 13.5V、22µH + 0.68µ Fフィルタで 16.5mA
- 柔軟な電源構成
- PVDD:4.5V~26.4V
- DVDD および I/O:1.8V または 3.3V
- 柔軟なオーディオ I/O
- I2S、LJ、RJ、TDM、3 線式デジタル・オーディオ・インターフェイス (MCLK 不要)
- 32、44.1、48、88.2、96kHz のサンプル・レートをサポート
- SDOUTによるオーディオ・モニタ、サブチャネル、またはエコー・キャンセル
- 高度なオーディオ処理
- マルチバンドの高度な DRC および AGL
- 2 × 15 BQ
- サーマル・フォールドバック、 DC ブロッキング
- 入力ミキサ、出力クロスバー
- レベル・メーター
- 5 BQ + 1 バンド DRC + サブウーファー・チャネル用の THD マネージャ
- 音場空間化オプション
- 自己保護機能内蔵
- 隣接ピン間が短絡してもデバイスに損傷なし
- 過電流エラー (OCE)
- 過熱警告 (OTW)
- 過熱エラー (OTE)
- 低電圧/過電圧誤動作防止 (UVLO/OVLO)
- システム統合が簡単
- I2C ソフトウェア制御
- ソリューション・サイズの低減
- 開ループ・デバイスと比べて必要パッシブ部品数を低減
- PVDD ≤ 14V のほとんどの場合、インダクタレスで動作 (フェライト・ビーズ)
TAS5805M に関する概要
TAS5805M は高効率のステレオ、閉ループ Class-D アンプで、消費電力が低く、豊富なサウンド効果を持つため、コスト効率の優れたデジタル入力ソリューションを構築できます。このデバイスの内蔵オーディオ・プロセッサと 96kHz アーキテクチャは、SRC、チャネルごとに 15 の Bq、音量制御、オーディオ・ミキシング、3 バンドの 4 次 DRC、フルバンド AGL、THD マネージャ、レベル・メータなど、先進のオーディオ処理フローをサポートしています。
TAS5805M は、TI独自のハイブリッド変調方式を採用しているため、静止電流が非常に小さく (13.5V の PVDD で 16.5mA)、携帯用オーディオ・アプリケーションのバッテリ動作時間を延長できます。先進の EMI 抑制テクノロジにより、設計者は安価なフェライト・ビーズ・フィルタを活用して基板面積とシステム・コストを低減できます。