パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (DDV) | 44 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPA3255-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用にAEC-Q100認定済み
- 温度グレード 2: -40°C~+105°C、TA
- 差動アナログ入力
- 10%THD+N 時の総出力電力
- BTL 構成で 4Ω へ 315W (ステレオ)
- BTL 構成で 8Ω へ 180W (ステレオ)
- PBTL 構成で 2Ω へ 600W (モノラル)
- 1%THD+N 時の総出力電力
- BTL 構成で 4Ω へ 255W (ステレオ)
- BTL 構成で 8Ω へ 150W (ステレオ)
- PBTL 構成で 2Ω へ 495W (モノラル)
- 高度な統合フィードバック設計と、高速なゲート・ドライバ・エラー訂正
- 最高100kHzの信号帯域幅によりHDソースからの高周波数のコンテンツに対応
- 非常に低いTHD+N: 4Ωへ1Wで0.006%、クリッピングへ0.01%未満
- PSRR 65dB超(BTL、1kHz、入力信号なし)
- 出力ノイズ85µV未満(Aウェイト)
- SNR 111dB超(Aウェイト)
- 複数の構成が可能:
- ステレオ、モノラル、2.1、4xSE
- 開始時と停止時にクリック音やポップ音が発生しない
- 90%効率のClass-D動作(4Ω)
- 18V~53.5Vの広い電源電圧範囲での動作
- 自己保護設計(低電圧、過熱、クリッピング、短絡保護を含む)とエラー報告機能
TPA3255-Q1 に関する概要
TPA3255-Q1 は高性能の Class-D パワー・アンプで、最高のサウンド品質を Class-D の効率で実現します。高度な統合フィードバック設計と、独自の高速ゲート・ドライバ・エラー訂正機能(PurePath™ Ultra-HD)があります。このテクノロジにより、音声帯域全体にわたる歪みが非常に低い、優れたオーディオ品質を実現しています。このデバイスは AD モードで動作し、4Ω 負荷へ 10% THD で最大 2×315W、8Ω 負荷へ最大 2×150W (クリッピングなし) を駆動でき、2VRMS アナログ入力インターフェイスが搭載されており、TI の PCM5242 などの高性能 DAC とシームレスに動作します。非常に優れたオーディオ性能に加えて、TPA3255-Q1 は高い電力効率と、2.5W という非常に低いパワー段のアイドル損失も実現しています。これらは、85mΩ MOSFET の使用と、最適化されたゲート・ドライバ方式により、標準的なディスクリート実装よりもはるかに低いアイドル損失を実現することで達成されています。