TIDA-01351
超音波 CW ドップラー向け高精度、高 SNR、真のロー・データ変換のリファレンス・デザイン
TIDA-01351
概要
このリファレンス・デザインは連続波 (CW) シグナル・コンディショニングであり、超音波画像処理システム (チャネル数が 64、128、192、256 のいずれかである超音波システム) に適しています。 このデザインは、20 ビットの完全差動型同時サンプリングに対応しており、真の未処理データを提供するので、その後の処理に利用できます。I チャネルと Q チャネル用の完全差動信号パスを実装しています。各チャネルは、高性能の逐次比較型 A/D コンバータ (ADC) (ADS8900B)、完全差動型の高精度アンプ (THS4551)、低ノイズのデュアル低ドロップアウト (LDO) 電圧レギュレータ (TPS7A8801)、高精度リファレンス電圧 (REF5050) を使用します。 TIDA-01351 は、multiSPI™ デジタル・インターフェイスを使用して PH1-EVM コントローラとのインターフェイスを実現できます。また、任意の PC に USB インターフェイスを接続し、PC ベースのグラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI) を使用して性能を評価することもできます。
特長
- 同時に使用できる 2 個のチャネル (I と Q) 用の完全差動型シグナル・チェーンは、待ち時間ゼロで真の未処理データを提供し、SNR は 101.2dB、ENOB (実効ビット数) は 16.45
- 8 チャネルの加算、フィルタリング、バッファリング、ゲイン機能を、単一段、高帯域幅、低消費電力、低ノイズ、単一電源電圧で実装
- 1MSPS の高いサンプリング・レートにより、後処理のフレキシビリティを高め、SNR と分解能を向上
- 50Hz ~ 20kHz の周波数範囲に対応したバンドパス・フィルタ
- 6V 単一電源電圧で動作し、合計消費電力は 258mW
- INL が 1ppm、SNR が 104.5dB の 20 ビット、1MSPS 逐次比較型 ADC (ADS8900B) を使用した設計
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRPN8.PDF (145 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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