TIDA-01371
超音波システム向け、プログラマブル ±100V、大電流、フローティング・リニア・レギュレータのリファレンス・デザイン
TIDA-01371
概要
超音波トランスミッタは伝送中、高電流をピエゾ振動子に駆動するため安定したプログラマブル電源を必要とします。TIDA-01371 は ±2.5 から ±100V まで変化する出力電圧の提供が可能な正/負リニア・レギュレータのためのリファレンス・デザインです。外部制御電圧を使用する DAC 経由のプログラム機能を実装しています。低ノイズ特性を実現しているため、低ノイズ正/負 LDO レギュレータや接地浮動回路による受動/能動ノイズ・フィルタの置き換えが可能です。さらに、複数の外部パワー MOSFET を使用してレギュレータの電流機能をスケール化し、すべり波つまりエラストグラフィー(剪断弾性波)モードなどの特殊な画像処理モードをサポートします。非常に大きい電流をトランスデューサに供給するため、大容量の入力コンデンサは 1ms の持続時間にわたって大電力を供給し、電源からの平均電流を非常に低い値に維持します。
特長
- フローティング/トラッキング・レギュレータにより、受動/能動ノイズ・フィルタの代替が可能に。複数の LDO レギュレータのロード・レギュレーションは ±1.5% より良好
- 革新的なカレント・シェア方式により、クラス最高の低 RDS(ON) を実現した TI の CSD シリーズ・パワー MOSFET と、低インピーダンスのドライバ回路を採用して、過渡応答を向上
- DAC からの制御信号を使用して、±2.5V ~ ±100V のプログラマブル出力電圧を実現
- 1ms のパルス(最大 ±20A でテスト済み)のスケーラブルな出力電流を通じて、特殊な画像処理モードをサポート
- 個別かつ独立した正/負電圧電源により、超音波送信回路に電力を供給
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRPY0.PDF (136 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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