WMBUS
ワイヤレス M-Bus プロトコル ソフトウェア
WMBUS
概要
ワイヤレス M-Bus 規格 (EN13757-4:2014-2) は、水道メーター、ガス メーター、暖房メーター、電気メーター、データ収集デバイス間の RF 通信リンクを規定しています。この製品は、欧州でスマート メーターや高度計量インフラ (AMI) アプリケーション向けに広く採用されています。ワイヤレス M-Bus は当初、868MHz 帯域での動作を目的にしていました。その帯域は、RF 範囲とアンテナ サイズの好ましいトレードオフをもたらし、建物内のホーム エリア ネットワーク範囲に適したリンク バジェットを提供します。欧州で使用されている他の 2 つの ISM 帯域である 169MHz と 433MHz が後に wM-Bus 仕様に追加され、リンク バジェットが大幅に増加する狭帯域ソリューションが導入されました。その結果、人口密度の高い都市でのメトロポリタン エリア ネットワークなどの長距離ソリューションが可能になっています。
設計者を支援するために TI が提供するもの:
ハードウェア プラットフォーム:
- SimpleLink™ Sub-1GHz CC1310 ワイヤレス MCU – 1 個のコイン セル バッテリを使用して 10 年超の寿命と長距離通信を実現します。CC1310 デバイスは超低消費電力の Sub-1GHz ワイヤレス マイコンで、Arm Cortex-M3 アプリケーション コア、無線機能用の Arm Cortex-M0、超低消費電力の独自 16 ビット センサ コントローラ コアを搭載しています。
LaunchPad™ 開発キットを活用して開発を今すぐ開始 > - SimpleLink デュアル バンド CC1350 ワイヤレス MCU – Sub-1GHz で独自の長距離通信と高い堅牢性を実現し、Sub-1GHz + Bluetooth® low energy (BLE) のデュアル バンド動作でスマートフォンとの接続を容易にします。CC1350 デバイスは超低消費電力のデュアル バンド ワイヤレス マイコンで、Arm Cortex-M3 アプリケーション コア、無線機能用の Arm Cortex-M0、超低消費電力の独自 16 ビット センサ コントローラ コアを搭載しています。
LaunchPad 開発キットを活用して開発を今すぐ開始 >
ソフトウェア ソリューション:
- wM-Bus スタック – 開発サイクルの短縮およびメーター製品の開発を希望するお客様のために、TI は OMSv4.1.2 準拠で実績ある wM-Bus スタックを提供しています。これは、包括的な SW ソリューションであり、SimpleLink Sub-1GHz ワイヤレス マイコンとデュアル バンド ワイヤレス マイコンをサポートしています。CC1310 および CC1350 と組み合わせて使用する場合、このスタックは「無償」で提供され、ロイヤリティ フリーです。
注:MSP430 + CC112x および CC120x 高性能トランシーバの 2 チップ ソリューションなど、他の複数の TI ハードウェア プラットフォームもサポートされています (特に 868MHz と 169MHz 帯域)。
MSP43x + CC112x/CC12x0 CIG (イタリアのガス メーター要件) 準拠スタック ソリューションの詳細については、TI 販売代理店にお問い合わせください。
wM-Bus スタックのサポートは、Stackforce GmbH から受けることができます。サービスには、スタックのカスタマイズや、テキサス インスツルメンツのリファレンス デザイン以外のハードウェア プラットフォームへの移植が含まれます。
Stackforce には、こちらからお問い合わせください
機能
- 868MHz での単方向 S1、T1、C1 モードのメーター構成
- 868MHzでの双方向 S2、T2、C2 モードのメーター構成
- 868MHz での双方向 S2、T2、C2 モードのデータ コレクタ構成
- 115.2kbps UART インターフェイス、シリアル コマンド インタープリタ搭載 (外部ホスト MCU へ)
- wM-Bus スタックを独自アプリケーションに統合するための API インターフェイス
- OMSv4.1.2 との互換性 (現場ですでに使用されているデバイスとの後方互換性を確保するために OMSv4.0.2 スタック バージョンも利用可能)。
- スリープ時の超低消費電力 (メーター デバイスでは UART インターフェイスが非アクティブ)
- メーター デバイス向け、OMSv4.1.2 準拠の S1、S2 または T1_C1 と T2_C2 の組み合わせの各 wM-Bus モード対応 TI wM-Bus スタックのバイナリ メーター イメージ
- データ コレクタ向け、OMSv4.1.2 準拠の S2 または T2 と C2 (C2_T2 の組み合わせ) の各 wM-Bus モード対応 TI wM-Bus スタックのバイナリ メーター イメージ
- 各モードと、メーターまたはデータ コレクタに対応する、「Serial」またはネットワーク プロセッサ向け CCS プロジェクト構成
- S モード、T モード、C モードのそれぞれと、メーターまたはデータ コレクタに対応する、「Embedded」または「API」機能向け CCS プロジェクト構成
- Serial と API 両方のインターフェイスに関する、HTML 形式の包括的な資料
ダウンロード
WMBUS-CC13X2 — CC13x2 用ワイヤレス M バス・プロトコル・ソフトウェア
サポート対象の製品とハードウェア
Sub-1GHz トランシーバ
Sub-1GHz ワイヤレス・マイコン
評価ボード
開発キット
WMBUS-CC13X2 — CC13x2 用ワイヤレス M バス・プロトコル・ソフトウェア
Sub-1GHz トランシーバ
Sub-1GHz ワイヤレス・マイコン
評価ボード
開発キット
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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技術記事 | Wireless M-Bus 101: Demystifying modes and regional application profiles | PDF | HTML | 2021年 7月 2日 | |||
アプリケーション概要 | Low-power wM-Bus Stack Implementation With CC1310 and CC1350 | PDF | HTML | 2018年 10月 19日 | |||
アプリケーション・ノート | CC13xx wM-Bus S-Mode (Rev. A) | 2018年 10月 3日 | ||||
アプリケーション・ノート | CC13xx Combined wM-Bus C-Mode and T-Mode Application Note (Rev. E) | 2018年 10月 3日 | ||||
ホワイト・ペーパー | Complete Wireless M-Bus Solution (Rev. B) | 2014年 11月 5日 | ||||
その他の技術資料 | European Smart Meters Demand wM-Bus at 169 MHz | 2013年 10月 2日 | ||||
アプリケーション・ノート | AN121 – Wireless M-Bus Implementation with CC112x/CC120x High Performance Transc | 2013年 2月 20日 | ||||
アプリケーション・ノート | DN040 -- Reduced Battery Current Using CC112x, CC1175_and CC1200 with TPS62730 | 2012年 10月 2日 | ||||
アプリケーション・ノート | DN039 -- IPC for 868/915 MHz operation with the CC112x, CC117x and CC12xx | 2012年 8月 20日 | ||||
アプリケーション・ノート | AN067 - Wireless MBUS Implementation with cc1101 and MSP430 (Rev. A) | 2008年 11月 6日 |