BQ25619E
- 高効率 1.5MHz 同期整流スイッチ モード降圧チャージャ
- 0.5A で 95.5%、1A で 94.5% の充電効率
- ±0.5% の充電電圧レギュレーション (10mV 刻み)
- 充電電圧、電流、温度のスレッショルドの JEITA プロファイルを I2C でプログラム可能
- 高精度の小さな終了電流、20mA±10mA
- 2.5 x 2.0 x 1.0mm3 の小さなインダクタ フォーム ファクタ
- USB 入力、高電圧アダプタ、ワイヤレス電源をサポートするシングル入力
- 4V~13.5V の入力電圧範囲に対応し、入力の絶対最大定格は 22V
- I2C (100mA~3.2A、100mA 刻み) により入力電流制限値 (IINDPM) をプログラム可能
- 最大 5.4V の入力電圧制限 (VINDPM) による最大電力トラッキング
- バッテリ電圧を自動的に追従する VINDPM スレッショルド
- Narrow VDC (NVDC) パワー パス マネージメント機能
- バッテリ未接続または深放電状態でもシステムを即時オン
- I2C を使用した柔軟な構成と自律的充電によるシステム性能の最適化
- すべての MOSFET、電流センシング、ループ補償を含む高度な統合
- RDSON が低い 19.5mΩ の BATFET により、充電損失を最小化し、バッテリ動作時間を延長
- 出荷モード用の BATFET 制御、およびアダプタあり / なしでの完全なシステム リセット
- 出荷モードで 7µA の低いバッテリ リーク電流
- システム スタンバイ状態で 9.5µA の低いバッテリ リーク電流
- 高精度のバッテリ充電プロファイル
- ±6% の充電電流レギュレーション
- ±7.5% の入力電流レギュレーション
- リモート バッテリ センシングによる高速充電
- バッテリを完全に充電するためのプログラム可能なトップオフ タイマ
BQ25618E/619E は、充電と電圧保護の機能を 1 つのデバイスに統合しています。終了電流が小さいため、スイッチング充電器として使用した場合に、ウェアラブル デバイスをバッテリの最大容量まで充電できます。BQ25618E/BQ25619E の静止電流は小さいため、出荷モードでバッテリのリーク電流が最小 7µA に低減されます。これにより、バッテリのエネルギーを節約し、デバイスの保存可能期間を延長できます。BQ25619E は、レイアウトが簡単な 4mm × 4mm の QFN パッケージで供給されます。BQ25618E は、スペースの制約が厳しい設計に適した 2.0mm x 2.4mm WCSP パッケージで供給されます。
BQ25618E/619E は、リチウムイオンおよびリチウムポリマー バッテリ用の、高度に統合された 1.5A スイッチモード バッテリ充電管理およびシステム パワー パス管理デバイスです。高い入力電圧による高速充電をサポートしているため、イヤホン (完全ワイヤレス、TWS)、イヤホンの充電ケース、ウェアラブルなど、幅広いアプリケーションに対応できます。電力パスのインピーダンスが低いため、スイッチ モード動作効率の最適化、バッテリ充電時間の短縮、放電フェーズ中のバッテリ駆動時間の延長が実現できます。入力電圧および電流レギュレーション、小さい終了電流、バッテリのリモート センシングにより、バッテリに最大限の充電電力を供給できます。このソリューションは、入力逆電流ブロック FET (RBFET、Q1)、ハイサイド スイッチング FET (HSFET、Q2)、ローサイド スイッチング FET (LSFET、Q3)、およびシステムとバッテリの間にあるバッテリ FET (BATFET、Q4) を高度に統合しています。また、ハイサイド ゲート ドライブ用のブートストラップ ダイオードを内蔵し、システム設計の簡素化を実現しています。充電とシステムの設定に I2C シリアル インターフェイスを使用できる非常に柔軟性が高いソリューションです。
このデバイスは、標準の USB ホスト ポート、USB 充電ポート、USB 対応高電圧アダプタ、ワイヤレス電源など、幅広い入力ソースをサポートしています。このデバイスは、入力電流および電圧のレギュレーションにより、USB 2.0 および USB 3.0 の電力仕様に準拠しています。本デバイスは、システム内の検出回路 (USB PHY デバイスなど) から結果を取得します。
パワー パス管理により、システムは、アダプタが接続された状態でバッテリ電圧より少し高く、かつ最低システム電圧の 3.5V (プログラム可能) を下回らない電圧に安定化されます。この機能により、システムはバッテリが完全に消耗したとき、または取り外したときでも、動作を継続できます。入力電流制限値または電圧制限値に達すると、パワー パス管理機能が自動的に充電電流を低下させます。システム負荷が増加し続けるとバッテリは放電を開始し、システムの電力要件が満たされるまで放電を続けます。この補助モードにより入力ソースの過負荷を防止します。
このデバイスはソフトウェア制御なしに、充電サイクルを開始 完了できます。バッテリ電圧を感知し、プレコンディショニング、定電流、定電圧という 3 フェーズでバッテリを充電します。充電サイクルの終了時、充電電流があらかじめ設定された制限値を下回り、バッテリ電圧が再充電スレッショルドを上回ると、チャージャは自動的に処理を終了します。十分に充電されたバッテリが再充電スレッショルドを下回ると、チャージャは自動的に次の充電サイクルを開始します。
このチャージャは、バッテリの負温度係数サーミスタ監視、充電安全タイマ、過電圧および過電流保護など、バッテリ充電とシステム運用のための多様な安全機能を備えています。熱レギュレーションは、接合部温度が 110℃を超えると充電電流を低減させます。ステータス レジスタは、充電ステータスとすべてのフォルト条件を報告します。I2C により、VBUS_GD ビットは良好な電源が存在するかどうかを示し、フォルトが発生すると INT 出力がただちにホストに通知します。
また、このデバイスは QON ピンを備えており、BATFET のイネーブルとリセットを制御して、低消費電力の出荷モードを終了したり、システム全体をリセットしたりするために使用します。
BQ25619E デバイスは、24 ピン、4mm × 4mm × 0.75mm の薄型 WQFN パッケージで供給されます。BQ25618E は 30 ボール、2.0mm × 2.4mm の WCSP パッケージで供給されます。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | BQ25618E、BQ25619E I2 C 制御、20mA 終端電流、1 セル 1.5A バッテリ チャージャ データシート (Rev. B 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.B) | PDF | HTML | 2024年 12月 13日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
BQ25619EVM — パワーパス搭載、1.2A 電流増幅動作、I2C 制御、1 セル、3A 降圧バッテリ・チャージャの評価基板
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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WQFN (RTW) | 24 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。