BQ500511A
- WPC (Wireless Power Consortium) v1.2 A11仕様と互換のデジタル・コントローラ
- bq50002アナログ・フロント・エンドとともに使用するための設計
- WPCおよび専用5Vワイヤレス・パワー・トランスミッタに最適
- 5Wまでの受信電力をサポート
- 2チップのソリューションにより、高効率(75%超)のトランスミッタを設計可能
- デジタルping時でも非常に低いスタンバイ電力(30mW未満)
- Dynamic Power Limiting (DPL)により、電力制限のある入力源から動作可能
- システムLEDにより充電状態とフォルト状態を表示
- 正確な異物検出手法(FOD)により、送信コイルと受信コイルとの間で物体の加熱を防止
アプリケーション
- スマートフォンやウェアラブル・アプリケーションに向けた、WPC準拠のワイヤレス充電器
- 専用ワイヤレス充電器
- 医療および工業用アプリケーション
- 自動車およびその他の車載アクセサリ
- TIのワイヤレス電力ソリューションの詳細については、www.ti.com/wirelesspowerを参照
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bq500511は、ワイヤレス・パワー・トランスミッタ・コントローラであり、bq50002アナログ・フロント・エンド(AFE)デバイスとの組み合わせによって、Qi準拠または独自の5Vトランスミッタを作成するために必要なすべての機能を提供します。bq500511およびbq50002をともに使用することで、コンパクトなワイヤレス充電器ソリューションになります。bq500511は、周囲の環境に対してpingを発行することで、電力を供給する対象のレシーバ・デバイスを探します。そして、そのデバイスに安全に接続し、対象デバイスからパケット通信を受信して、WPC (Wireless Power Consortium) v1.2仕様に従い電力伝送を管理します。
ワイヤレス電力制御アプリケーションの柔軟性を可能な限り高めるため、bq500511にはDPL (Dynamic Power Limiting™)が搭載されています。DPLにより、限られた入力電源から利用可能な電力の使用がシームレスに最適化され、ユーザー環境が改善されます。
このシステムは、異物検出機能(FOD)をサポートし、確立済みの電力伝送の効率を継続的に監視することで、非接触電力伝送経路内に誤って置かれた金属物質により電力損失が発生することを防止します。電力伝送中に何かの異常な状況が発生した場合、bq500511はその状況を処理して、そのことを出力により示します。状況とフォルトの包括的な監視機能により、低コストで堅牢な、Qi認定済みのワイヤレス電力システム設計を作成できます。
bq500511は、放熱特性の優れた6mm×6mm、40ピンのVQFNパッケージで供給されます。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | bq500511A WPC v1.2 A11トランスミッタ用の低コスト5V ワイヤレス・パワー・トランスミッタ・コントローラ データシート (Rev. A 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.A) | PDF | HTML | 2016年 9月 20日 |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点