パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGC) | 64 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
LMK05028 の特徴
- 次の特長を備えた2つの独立したPLLチャネル
- ジッタ: 150fs RMSで100MHz以上の出力に対応
- 位相ノイズ: 122.88MHzで100Hzオフセット時-112dBc/Hz
- ヒットレス・スイッチング: 位相キャンセレーションによる50psの位相過渡応答
- Fastlockによるプログラミング可能なループ帯域幅
- 低コストのTCXO/OCXOを使用する標準準拠の同期およびホールドオーバー
- 任意の入力周波数から任意の出力周波数への変換
- 4つの基準クロック入力
- 優先度に基づく入力選択
- 基準喪失時のデジタル・ホールドオーバー
- プログラマブル・ドライバによる8つのクロック出力
- 最大6種類の出力周波数
- AC-LVDS、AC-CML、AC-LVPECL、HCSL、および1.8Vまたは2.5VのLVCMOS出力フォーマット
- 起動時のカスタム・クロック用EEPROM/ROM(2)
- 柔軟な構成オプション
- 入力および出力で1Hz (1PPS)~750MHz
- XO: 10~100MHz、TCXO: 10~54MHz
- 1ppt/ステップ未満のDCOモードにより、周波数と位相の精密なステアリングを実現(IEEE 1588スレーブ)
- ゼロ遅延による決定性位相オフセット
- 安定したクロック監視およびステータス
- I2C/SPIインターフェイス
- 高い電源ノイズ除去性能(PSNR)
- 3.3V電源、1.8V、2.5V、または3.3V出力
- 工業用温度範囲: -40℃~+85℃
LMK05028 に関する概要
LMK05028は高性能のネットワーク・シンクロナイザ・クロックであり、ジッタ・クリーニング、クロック生成、高度なクロック監視、優れたヒットレス・スイッチング性能により、通信インフラおよび産業機器の厳しいタイミング要件を満たすことができます。低ジッタおよび高PSNRにより、高速シリアル・リンクにおけるビット・エラー・レート(BER)を低減します。
2つのPLLチャネルを備えており、150fs RMSのジッタで最大8つの出力クロックを生成できます。各PLL領域は4つの基準入力のいずれかを選択して、その出力を同期できます。
各PLLチャネルは、ジッタ/ワンダ減衰およびフラクショナル周波数変換用のプログラミング可能なループ帯域幅を備えており、柔軟に周波数を設定できます。各PLLチャネルでサポートする同期オプションには、位相キャンセレーションによるヒットレス・スイッチング、デジタル・ホールドオーバー、1ppt/ステップ未満のDCOモードによる高精度のクロック・ステアリング(IEEE 1588 PTPスレーブ)、ゼロ遅延モードによる決定性入出力位相オフセットがあります。高度な基準入力監視ブロックが、強力なクロック異常検出を実行し、基準喪失(LOR)時の出力クロックの外乱を最小限に抑えることができます。
低周波のTCXO/OCXOによりフリーラン/ホールドオーバー周波数安定性を決定して、LOR中に標準に準拠した同期を保持できる一方、ホールドオーバー周波数安定性やワンダが重視されない場合には標準のXOを使用できます。I2CまたはSPIインターフェイスによって完全にプログラミング可能であり、内蔵EEPROMまたはROMによる起動時のカスタム周波数設定にも対応しています。EEPROMは出荷時設定済みで、インシステム・プログラミングが可能です。