TIDA-01094
絶縁型シャント電流測定向け磁気耐性トランスレス電源のリファレンス・デザイン
TIDA-01094
概要
TIDA-01094 は、絶縁型シャント・センサと、絶縁型デルタ・シグマ変調器を使用し、class 0.5 の 3 相トランスレス・エネルギー測定システムを実装するためのリファレンス・デザインです。各デルタ・シグマ変調器は、静電容量を使用して自らの出力回路を入力回路から絶縁しているため、トランスレスのデータ絶縁を実現します。各変調器のハイサイドは、変圧器を使用しないキャップドロップ電源により駆動されます。このリファレンス・デザインはトランスを使用していないため、磁気耐性を備えています。また、ハイサイド・キャップドロップ電源は総システム・コストを低減します。伝導型電磁波と放射型電磁波が小さいという特性があるほか、ハイサイドはローサイド電源から電力を導く代わりに商用電源から独立して電力を供給されるため、ローサイド電源から引き込む消費電流を低減できます。
特長
- 電気的に絶縁されたシャント電流センサにより、Class 0.5% の 3 相計測を実現
- ハイサイド変調器向けのキャップドロップ電源
- 絶縁性能は、最大 1kV AC(動作電圧)と 7kV(ピーク)の電圧
- AMC1304M05 と AMC1305M04+TLV70450 両方の構成をサポート
- 有効電力と無効電力、有効エネルギーと無効エネルギー、RMS(実効) 電流と電圧、力率、ライン周波数などすべてのエネルギー測定パラメータの計算が可能な TI のエネルギー・ライブラリ・ファームウェア
- PC の GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)との通信向け、3kVRMS 動作絶縁境界を備えた絶縁型 RS-232
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRPR8.ZIP (435 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
MSP430 マイコン
MSP430F67641A — 3 個のデルタ・シグマ ADC、10 ビット SAR ADC、LCD、128KB フラッシュ、8KB RAM 搭載、低コスト、多相メータリング SoC
データシート: PDF | HTMLRS-232 トランシーバ
TRS3232E-Q1 — ±15kV IEC-ESD 保護機能搭載、車載、3V ~ 5.5V、250kbps RS-232 ライン・ドライバ / レシーバ
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サポート・ソフトウェア
技術資料
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