パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSSOP (DGS) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
DRV2604L の特徴
- 柔軟な触覚および振動ドライバ
- LRA (リニア共振アクチュエータ)
- ERM (偏心回転質量)
- I2C制御のデジタル・プレイバック・エンジン
- 波形シーケンサおよびトリガ
- I2Cによるリアルタイム・プレイバック・モード
- カスタマイズした波形用の内蔵RAM
- I2Cデュアル・モード駆動(オープンおよびクローズド・ループ)
- スマート・ループ・アーキテクチャ(特許出願中の制御アルゴリズム)
- 自動オーバードライブおよびブレーキ
- 自動共振トラッキングおよび報告(LRAのみ)
- 自動アクチュエータ診断
- 自動レベル較正
- 広範なアクチュエータ・モデルのサポート
- Immersion TouchSense® 3000互換
- バッテリ放電に対応して駆動を補償
- 広い電圧範囲(2V~5.2V)
- 効率的な差動スイッチング出力駆動
- PWM入力、デューティ・サイクルの制御範囲0%~100%
- ハードウェア・トリガ入力
- 短いスタートアップ時間
- 1.8V互換、VDD許容のデジタル・インターフェイス
DRV2604L に関する概要
DRV2604Lデバイスは低電圧の触覚ドライバで、クローズド・ループ・アクチュエータ制御システムにより、ERMおよびLRAで高品質の触覚フィードバックを行います。このスキーマにより、アクチュエータの加速一貫性、開始時間、ブレーキ時間の性能が向上し、共有のI2C互換バスまたはPWM入力信号でアクセス可能になります。
DRV2604Lデバイスには十分なRAMが内蔵されており、ユーザーは100を超えるカスタマイズされたスマート・ループ・アーキテクチャ波形をプリロードできます。これらの波形はI2C経由で即座に再生でき、オプションとしてハードウェアのトリガ端子でトリガすることもできます。
さらに、リアルタイム・プレイバック・モードではホスト・プロセッサがメモリ・プレイバック・エンジンをバイパスして、I2C経由でホストから直接波形を再生できます。
DRV2604Lデバイス内のスマート・ループ・アーキテクチャにより、LRA用の単純な自動共振駆動や、帰還最適化されたERM駆動が可能になり、自動オーバードライブやブレーキを行えます。スマート・ループ・アーキテクチャにより、単純化された入力波形インターフェイスが形成され、信頼性の高いモータ制御と、モータの一貫した性能が実現します。また、DRV2604Lデバイスには、LRAアクチュエータが有効な逆EMF電圧を生成していない場合に、オープン・ループ・システムへ自動的に移行する機能もあります。LRAが有効な逆EMF電圧を生成しているとき、DRV2604LデバイスはLRAと自動的に同期します。 DRV2604Lは内部で生成されるPWMを使用して、オープン・ループ駆動も行えます。