パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTJ) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
DRV425-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に AEC-Q100 認定取得済み
- 温度グレード 1: -40°C~+125°C、TA
- 機能安全対応
- 高精度の内蔵 Fluxgate センサ
- オフセット:±8µT (最大値)
- オフセット・ドリフト係数:±5nT/℃ (標準値)
- ゲイン誤差:0.04% (標準値)
- ゲイン・ドリフト係数:±7ppm/℃ (標準値)
- 直線性:±0.1%
- ノイズ:1.5nT/√Hz (標準値)
- センサ範囲:±2mT (最大値)
- 範囲とゲインは外付け抵抗により変更可能
- 帯域幅を選択可能:47kHz または 32kHz
- 高精度の基準電圧
- 精度:2% (最大値)、ドリフト係数:50ppm/℃ (最大値)
- ピンで電圧を選択可能:2.5V または 1.65V
- レシオメトリック・モードを選択可能:VDD/2
- 診断機能:オーバーレンジおよびエラー・フラグ
- 電源電圧範囲:3.0V~5.5V
DRV425-Q1 に関する概要
DRV425-Q1 車載用デバイスは 1軸の磁界センシング・アプリケーション用に設計されており、電気的に絶縁された高感度で高精度の DC および AC 磁界測定が可能です。このデバイスは、最高 47kHz の測定帯域幅で ±2mT の高精度センシング範囲をサポートするため、特許取得済みの独自の統合 Fluxgate センサ (IFG) と内部補償コイルを備えています。小さなオフセット、小さなオフセット・ドリフト係数、小さなセンサ・ノイズと、高精度のゲイン、小さなゲイン・ドリフト係数、内部補償コイルによる非常に優れた線形性から、比類のない磁界測定精度を実現しています。この高い感度と精度は、トラクション・インバータやバッテリ管理システムなどの大電流バスバー・アプリケーションの大電流測定を可能にします。トルク・センサまたはモータ診断システムでは、磁界の位置または変位を正確に測定する機能を活用できます。 DRV425-Q1 の出力は、検出磁界に比例したアナログ信号です。
このデバイスは、内部差動アンプ、オンチップの高精度基準電圧、診断機能などの機能一式を備えているため、部品数とシステム・レベル・コストを最小化できます。
このデバイスは、放熱を最適化するためのサーマル・パッドで熱的に強化された非磁性の薄型 WQFN パッケージで供給され、-40℃~+125℃の車載用温度範囲で動作が規定されています。