パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSON (DRB) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
OPA727 の特徴
- オフセット:15μV(typ)、150μV(max)
- ドリフト:0.3μV/°C(typ)、1.5μV/°C(max)
- 帯域幅:20MHz
- スルーレート:30V/μs
- バイアス電流:500pA(max)
- 低ノイズ:6nV/Hz 、100kHz 時
- THD+N:0.0003%、1kHz 時
- 無信号時電流:4.3mA/ch
- 電源電圧:4V ~ 12V
- シャットダウン・モード(OPA728):6μA
- アプリケーション
- 光ネットワーク
- トランスインピーダンス・アンプ
- 積分器
- アクティブ・フィルタ
- A/Dコンバータ・ドライバ
- I/Vコンバータ、DAC用
- 高性能オーディオ
- プロセス制御
- 試験用機器
OPA727 に関する概要
OPA727およびOPA728シリーズのオペアンプには、最先端の12VアナログCMOSプロセスとパッケージレベルのトリミング技 術であるe-trimが使用されており、非常に優れたDC精度とAC性能を実現しています。パッケージ後にICをデジタル的にト リミングすることで、非常に低いオフセット(150μV最大値)とドリフト(1.5μV/°C)を実現し、パッケージ組み立て工程中の 負荷によるパラメータの変化を避けることに成功しました。オフセット・ドリフトを補正するために、OPA727および OPA728ファミリーを動作温度範囲内で調整しています。このデバイスの特徴は、非常に高いCMRRとオープン・ループ・ゲインに よって誤差を最小限に留めている点です。
20MHzGBW、30V/μsスルーレート、0.0003% THD+Nという優れたAC特性により、OPA727とOPA728は通信、ハイエンド ・オーディオ、アクティブ・フィルタ・アプリケーションに最適です。バイアス電流が500pA以下のため、ONETアプリケーシ ョンで光電力を監視するためのトランスインピーダンス(I/V変換)アンプとしても最適です。
最大12Vの単電源での動作用に最適化されているため、入力同相範囲は単電源で機能するようにGNDまで拡張されています。出 力スイングはレールの150mV以内で、ダイナミック・レンジが最大になっています。4.3mAの無信号時電流のため、バッテリ駆動 の機器に最適です。OPA728のシャットダウン付きバージョンでは、無信号時電流(シャットダウン時)を通常6μAまでに抑え、ま たデュアル電源アプリケーションの標準CMOSロジックでシャットダウン動作を容易にするための基準電圧ピンを搭載して います。
利用しやすいように、OPA727およびOPA728オペアンプ・ファミリーは4V~12Vの動作電圧範囲において仕様が規定されています 。OPA727(シングル)およびOPA728(シャットダウン付シングル)は、MSOP-8およびDFN-8で提供されています。OPA2727( デュアル)はDFN-8およびSO-8で提供されています。また、クワッド・バージョンのOPA4727はTSSOP-14で提供されています。す べてのバージョンの仕様温度範囲は、-40°C~+125°Cです。