パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSG) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
OPA855 の特徴
- 高いゲイン帯域幅積:8GHz
- 不完全補償型、ゲイン 7V/V 以上 (安定)
- 小さい入力電圧ノイズ:0.98nV/√Hz
- スルーレート:2750V/µs
- 低い入力容量:
- 同相:0.6pF
- 差動:0.2pF
- 広い入力同相範囲:
- 正電源から 0.4 V
- 負電源から 1.1V
- 合計出力スイング 3VPP
- 電源電圧範囲:3.3V~5.25V
- 静止電流:17.8mA
- パッケージ:8 ピン WSON
- ベア・ダイ (プレビュー)
- 温度範囲:-40℃~+125℃
OPA855 に関する概要
OPA855 は、広帯域トランスインピーダンスおよび電圧アンプ・アプリケーション用、広帯域、低ノイズの バイポーラ入力オペアンプです。デバイスがトランスインピーダンス・アンプ (TIA) として構成されているとき、 8GHz のゲイン帯域幅積 (GBWP) により、 数十 kΩ までのトランスインピーダンス・ゲインで高い閉ループ帯域幅が得られます。
次のグラフは、アンプが TIA として構成されているときの OPA855 の帯域幅およびノイズ特性を、フォトダイオード容量の関数として示したものです。合計ノイズは、DC から左側のスケールで計算された周波数 (f) までの帯域幅の範囲にわたって計算されます。 OPA855 のパッケージにはフィードバック・ピン (FB) があるため、入力と出力の間の帰還回路接続が簡単になります。
OPA855 は、 OPA855 を TDC7201 などの時間 / デジタル・コンバータと組み合わせて使用する光学的タイム・オブ・フライト (ToF) システムで動作するよう最適化されています。 OPA855 を使うと、 THS4541 や LMH5401 などの差動出力アンプを接続した高分解能 LIDAR システムで高速 A/D コンバータ (ADC) を駆動できます。