パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
OPA863A の特徴
- ゲイン帯域幅積：50MHz
- 高精度：
- 入力オフセット電圧：95µV (最大値)
- オフセット ドリフト：1.2µV/℃ (最大値)
- 低消費電力：
- 静止電流：800µA/チャネル (代表値)
- 電源電圧：2.7V～12.6V
- 入力電圧ノイズ：6.3nV/√Hz
- スルーレート：100V/µs
- レール ツー レール入出力
- HD2 および HD3：
- 20kHz で -129dBc および -138dBc (2VPP)
- 動作温度範囲：-40℃～+125℃
- その他の機能：
- 過負荷電力制限
- 出力短絡保護
OPA863A に関する概要
OPA863A および OPA2863A デバイス (OPAx863A) は、低消費電力、ユニティ ゲイン安定、レール ツー レール入出力、電圧帰還型のオペアンプです。これらのデバイスは、最大入力オフセット電圧 95µV、オフセット ドリフト 1.2µV/℃で高精度の性能を発揮するようにパッケージで調整されており、全温度範囲で高精度の測定を行えます。
チャネルあたりの消費電力がわずか 800µA の OPAx863A は、ゲイン帯域幅積が 50MHz、スルーレートが 100V/µs、電圧ノイズ密度が 6.3nV/√Hz です。2.7V 電源で動作するレール ツー レール入力段は、携帯型バッテリ駆動アプリケーションに便利です。レール ツー レール入力段は、全入力同相電圧範囲にわたってゲイン帯域幅積とノイズに対してよく調整されているため、広い入力ダイナミック レンジで優れた性能を実現します。
OPAx863A は、飽和出力での静止電流 IQ の増加を抑えるため過負荷電力制限機能を備えており、電力が問題となるバッテリ駆動システムでの過剰な電力消費を防止できます。出力段は短絡保護されており、これらのデバイスは耐久性が求められる環境に対応しています。