パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (DFD) | 56 |
動作温度範囲 (℃) 0 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 35 | TUBE |
TAS5755M の特徴
- Sol低減
- シングル・チップで2.1、2.0、モノラルの各モードに対応
- モノラル(PBTL)モードでのシングル・フィルタ
- パッド・アップ・パッケージと80mΩのRDSONにより熱特性を強化
- 大きな出力電力に対応
- 2.1モードで2×19W + 1×50W
(2×4Ω + 1×6Ω、24V) - 2.0モードで2×50W (2×6Ω、24V)
- モノラル・モードで1×100W (1×2Ω、24V)
- 広い電圧範囲: 8V~26.4V
- 2.1モードで2×19W + 1×50W
- オーディオ性能
- 1kHzでTHD+N ≤ 0.05% (RSPK = 8Ω、POUT = 1W、PVDD = 18V)
- ICN ≤ 50µVRMS
- クロストーク ≤ -67dB
- SNR ≥ 104dB
- BD変調を利用してオーディオ性能と効率を向上可能
- 内蔵のオーディオ処理
- 2×8 + 1×2バイクワッド
- 2バンド + 1バンドの構成可能なダイナミック・レンジ制御(DRC)
- ライセンス不要の3Dエフェクト
- 信号ミキシングおよびDCブロッキング・フィルタ
- 自動レート検出
- 内蔵の自己保護機能
- 過熱保護
- 過電流制限保護
- 低電圧保護
TAS5755M に関する概要
TAS5755Mはシングル・チップの柔軟なデジタル・オーディオ・ソリューションで、2.1 (2スピーカー+サブウーファー)、2.0またはステレオ(2スピーカー)、モノラル(大電力スピーカー)モードをサポートする処理機能が内蔵されています。
高効率、80mΩの低RDSON、パッド・アップ・パッケージにより、このデバイスは最大2×50Wまたは1×100Wを出力できます。
TAS5755Mは、ステレオ・モードでは各チャネルに2つのフルHブリッジを使用します。2.1モードでは、TAS5755Mは2つのハーフ・ブリッジを使用して2つの独立したスピーカー・チャネルを駆動しながら、サブウーファーをフル・ブリッジで駆動します。最後にモノラル・モードでは、1つのフィルタ段のみを使用してプリフィルタのパラレル・ブリッジ接続負荷(PBTL)をサポートし、システム全体のサイズとコストを削減できます。
TAS5755Mにはオーディオ処理機能として、信号ミキシング、DCブロッキング・フィルタ、イコライゼーション用の2×8 + 1×2バイクワッドが内蔵されています。2バンドの対数形式DRCと、サブウーファー・チャネル用に別のシングル・バンドDRCを使用して、電力制限が実装されています。