パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 28 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
TDC1000-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に AEC-Q100 認定済み:
- 温度グレード 1:-40℃~+125℃、T A
- 測定範囲:最大 8ms
- 動作電流:1.8µA (2SPS)
- トランスミッタ・チャネル TX1/TX2:
- シングルまたはデュアル・トランスデューサのアプリケーションをサポート
- 励起をプログラム可能:31.25kHz~4MHz、最大 31 パルス
- レシーバ・チャネル RX1/RX2:
- STOP のサイクル間ジッタ:50ps RMS
- 低ノイズでプログラマブルなゲイン・アンプ
- 外部フィルタ設計で信号チェーンにアクセス
- エコー認定用のプログラマブルなスレッショルド・コンパレータ
- 差動飛行時間 (TOF) 測定用の自動チャネル交換
- 長い TOF を測定するために低消費電力モードをプログラム可能
- 温度測定
- 2 つの PT1000/500 RTD と接続
- RTD から RTD へのマッチング精度:0.02℃ RMS
- 動作温度範囲:-40℃~125℃
TDC1000-Q1 に関する概要
TDC1000-Q1 は、車載用、産業用、コンシューマ市場で一般的に使用されている液位、液体の識別 / 濃度判定、近接 / 長距離アプリケーションの、超音波センシング測定用の完全統合型アナログ・フロントエンド (AFE) です。MSP430/C2000 マイコン (MCU) の電力、ワイヤレス機能、ソース・コードと組み合わせると、包括的な超音波センシング・ソリューションを実現できます。
テキサス・インスツルメンツの超音波 AFE には、広い範囲のアプリケーションと最終製品に対応できるプログラマビリティとフレキシビリティがあります。 TDC1000-Q1 は、複数の送信パルスと周波数、ゲイン、信号スレッショルドを構成でき、広範囲のトランスデューサ周波数 (31.25kHz~4MHz) および Q 値で使用できます。同様に、受信パスをプログラムできるため、より広範な距離 / タンク・サイズと、各種の媒体を通して超音波を検出できます。
TDC1000-Q1 は各種の動作モードを選択できるため、 バッテリ動作の流量計用の低消費電力、 液位の計測、長距離 / 近接測定に合わせて最適化できます。低ノイズのアンプとコンパレータにより、非常に小さいジッタ、ピコ秒単位の分解能と精度を実現し、0 または非常に小さい流量の測定が可能になります。