パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TLV170 の特徴
- 電源電圧範囲: 2.7V~36V、±1.35V~±18V
- 低ノイズ: 22nV/√Hz
- 入力のRFIフィルタリングによりEMIを強化
- 入力範囲は負の電源電圧にも対応
- ユニティ・ゲインで安定: 200pF容量性負荷
- レール・ツー・レール出力
- ゲイン帯域幅: 1.2MHz
- 低い静止電流: アンプごとに125µA
- 高い同相除去: 110dB
- 低いバイアス電流: 10pA (標準値)
TLV170 に関する概要
TLVx170ファミリは、電磁気干渉(EMI)対策された36V、単一電源、低ノイズ・オペアンプであり、THD+Nが1kHzにおいて0.0002%で、2.7V (±1.35V)から36V (±18V)までの電源で動作できます。これらの特長と、低いノイズ、非常に高い電源除去率(PSRR)から、シングル・チャネルのTLV170、デュアル・チャネルのTLV2170、クワッド・チャネルのTLV4170は、マイクロボルト・レベルの信号アンプでの使用に適しています。また、TLVx170ファミリのデバイスは、オフセット、ドリフト、帯域幅も優れており、低い静止電流で動作します。
ほとんどのオペアンプは1つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、TLVx170ファミリのオペアンプは2.7V~36Vで規定されており、入力信号を位相反転なしで電源レールより下までスイングできます。さらに、TLVx170ファミリは200pFの容量性負荷によりユニティ・ゲイン安定で、1.2MHzの帯域幅と0.4V/µsのスルー・レートにより、電流/電圧コンバータとして使用できます。
デバイスの入力は、通常動作において負のレールより100mV下、および正のレールの2V以内で動作でき、性能は低下するものの完全なレール・ツー・レール入力にも対応します。TLVx170デバイスは、-40℃~+125℃での動作が規定されています。