パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 14 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TLV4172 の特徴
- 電源電圧範囲: 4.5V~36V、±2.25V~±18V
- 低ノイズ: 9nV/√Hz
- 低いオフセット・ドリフト: ±1µV/℃(標準値)
- EMI強化
- 入力範囲は負の電源電圧にも対応
- レール・ツー・レール出力
- ゲイン帯域幅: 10MHz
- スルーレート: 10V/µs
- 低い静止電流: アンプごとに1.6mA
- 高い同相除去: 116dB (標準値)
- 低い入力バイアス電流: 10pA
TLV4172 に関する概要
TLVx172 ファミリの電磁気干渉 (EMI) 対策された 36V、単一電源、低ノイズ・オペアンプは、THD+N が 1kHz において 0.0002% で、4.5V (± 2.25V) から 36V (± 18V) までの電源で動作できます。このような特長に加え、TLVx172 は低ノイズで電源電圧除去比 (PSRR) も非常に高いことから、HEV/EV 自動車およびパワー・トレイン、医療機器などのアプリケーションで、マイクロボルト・レベルの信号を増幅するのに適しています。TLVx172 デバイスはオフセットおよびドリフトが小さく、10MHz の広い帯域幅を持ち、スルーレートは 10V/µs、温度範囲全体にわたって静止電流がわずか 2.3mA (最大値) です。
ほとんどのオペアンプは1つの電源電圧でのみ動作が規定されているのに対して、TLVx172 デバイスは 4.5V~36V の範囲で規定されており、電源レールの範囲外の入力信号でも位相反転を起こすことはありません。TLVx172 デバイスは、最大 300pF の容量性負荷で安定して動作します。通常の動作時に、入力は負のレールより100mV下、および正のレールから2V以内で動作できます。なお、完全なレール・ツー・レール入力で、正のレールを100mV超えて動作しますが、正のレールから2V以内では性能が低下します。
TLVx172 オペアンプは、-40°C~+125°C での動作が規定されています。