パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGW) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -55 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
XTR300 の特徴
- ユーザ選択可能な、電圧あるいは電流出力
- +40V電源電圧
- VOUT:±10V(±20V電源時に最大 ±17.5V)
- IOUT:±20mA(最大±24mAまでリニア出力)
- 出力短絡あるいは出力オープンのエラー表示端子
- 電流シャント不要
- シングル入力モード時の出力ディスエーブル機能
- 過熱保護
- 過電流保護
- ドライバチャネルとレシーバチャネルを分離
- テスタビリティを考慮した設計
- APPLICATIONS
- PLC出力のプログラマブル・ドライバ
- 産業用クロスコネクタ
- 産業用高電圧I/O
- 3線式センサの電流あるいは電圧出力
- ±10Vの2線式あるいは4線式電圧出力 特許申請中
HARTは、HART Communication Foundationの登録商標です。
XTR300 に関する概要
XTR300は、産業用やプロセス制御用アプリケーションに最 適な出力ドライバです。その出力はデジタルのI/V選択端子に よって、電流あるいは電圧に設定することができます。外付け のシャント抵抗は不要であり、外付けのゲイン設定用抵抗およ びループ補償用コンデンサだけで設計できます。
ドライバとレシーバのチャネル間を分離したことにより、使 用上の柔軟性が得られます。計装アンプ(IA)は、リモート電圧 検知あるいは高電圧、高インピーダンスの測定チャネルとして 使用できます。電圧出力モードでは、出力電流のコピー電流が 生成されるので、負荷抵抗を算出することができます。
デジタルによる出力モード選択なので、エラー・フラグおよ びモニター端子も利用して、リモート操作による本デバイスの 設定とトラブルシューティングが可能です。出力およびIA入力 におけるエラー状態は、過熱状態と同様にエラーフラグに表示 されます。また、モニター端子により、負荷電力あるいは負荷 インピーダンスに関する連続的なフィードバックが得られま す。さらに保護機能として、最大出力電流の制限および過熱保 護があります。
HART®のようなデジタル通信を入力信号に変調することがで きます。出力に印加されたこの受信信号は、電流および電圧出 力モードともにモニター端子で検出できます。HART通信以外に、 本デバイスは信号コネクタを経由してシステムあるいはセンサ の設定信号を供給します。
XTR300は、–40°から+85°の産業用温度範囲および最大 40Vの電源電圧で動作するよう設計されています。