LOG200
- 低い電流レベルに対する超高速の過渡応答:
- 10nA から 100nA ステップのセトリングタイム:立ち上がり 240ns、立ち下がり 620ns (標準値)
- 100nA から 1µA ステップのセトリングタイム:立ち上がり 60ns、立ち下がり 150ns (標準値)
- 広いダイナミック レンジ:10pA から 10mA (180dB)
- 100pA から 10mA までを規定 (160dB)
- 高い信号帯域幅:
- 20MHz (10µA から 10mA)
- 6.3MHz (1µA)
- 90kHz (1nA)
- 高精度の伝達関数:
- 最大対数適合誤差 0.2% (10nA から 100µA)
- 基準電流 (1µA) と基準電圧 (2.5V および 1.65V) を内蔵
- 差動 ADC 駆動、シングルエンド ゲインまたはフィルタ ブロック、その他のペリフェラル機能用の追加補助高速オペアンプ
- 単電源 (4.5V~12.6V) または両電源 (±2.25V~±6.3V) で動作
- 仕様温度範囲:-40℃~+125℃
- 小型パッケージ オプション:
- 3mm × 3mm VQFN
- 1.6mm × 1.6mm の DSBGA (プレビュー)
LOG200 は、光通信、医療診断、産業用プロセス制御測定において、卓越した精度と速度で 160dB のダイナミック レンジにわたる電流測定を最適化するように特別に設計された、ダイナミック レンジの広い電流 / 電圧アンプです。LOG200 は、電流信号を 2 つの電流の対数圧縮比を表す電圧に変換する、2 つの対数アンプとそれに続く高精度の差動アンプを備えています。電流入力は、一方の入力からの高速応答と、もう一方の入力には高精度のリファレンス信号が印加されるように設計されているため、高速過渡応答と高い対数整合性という独自の組み合わせが可能です。
LOG200 の比率は内部で 250mV/decade の電流 / 電圧変換に設定されています。このデバイスには不確定な高速アンプが内蔵されており、差動またはフィルタ処理された応答に出力を構成でき、高速なセトリング タイムで逐次比較型 A/D コンバータ (SAR ADC) を駆動できます。また、LOG200 は、入力電流と同相電圧を最適化してデバイスを構成するように設計された、独立した基準電流と基準電圧を備えています。
LOG200 は単電源 (4.5V~12.6V) または両電源 (±2.25V~±6.3V) の構成で電力を供給でき、-40℃~+125℃で動作が規定されています。
技術資料
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
LOG200EVM — LOG200 の評価基板
LOG200 評価基板 (EVM) は、フォトダイオード バイアスと暗電流補正機能を搭載した高精度の高速対数アンプである LOG200 を評価するための開発プラットフォームです。LOG200 は、160dB のダイナミック レンジで卓越した精度の電流測定を行えるうように最適化されています。
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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VQFN (RGT) | 16 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点