パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (D) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
OPA2836 の特徴
- 低消費電力:
- 電源電圧:2.5V~5.5V
- 静止電流:1mA (標準値)
- パワーダウン・モード:0.5µA (標準値)
- 帯域幅:205MHz
- スルーレート:560V/µs
- 立ち上がり時間:3ns (2VSTEP)
- セトリング・タイム (0.1%):22ns (2VSTEP)
- オーバードライブ復帰時間:60ns
- SNR:0.00013% (-117.6dBc) (1kHz 、1VRMS 時)
- THD:0.00003% (–130dBc) (1kHz 、1VRMS 時)
- HD2/HD3:-85dBc/-105dBc (1MHz、2VPP 時)
- 入力電圧ノイズ:4.6nV/√Hz (f = 100 kHz)
- 入力オフセット電圧:65µV (最大±400µV)
- CMRR:116dB
- 出力電流駆動:50mA
- RRO:レール・ツー・レール出力
- 入力電圧範囲:-0.2V~+3.9V (5V電源)
- 動作温度範囲: –40℃~+125℃
OPA2836 に関する概要
OPA836 および OPA2836 デバイス (OPAx836) は、2.5V~5.5V 単一電源または ±1.25V~±2.75V デュアル電源で動作するように設計された、シングルおよびデュアル・チャネル、超低消費電力、レール・ツー・レール出力、負レール入力の電圧帰還 (VFB) オペアンプです。このアンプは、1 チャネルあたりの消費電力がわずか 1mA、ユニティ・ゲイン帯域幅が 205MHz であり、レール・ツー・レール・アンプとしては業界トップの電力性能比を実現しています。
OPA836 および OPA2836 は、低消費電力で高周波性能が優れているため、電力性能がきわめて重要な意味を持つ電池駆動の携帯アプリケーションに適しており、他のデバイスでは得られない電力性能比を実現しています。電流を 1.5µA 未満に低減する省電力モードも備えているため、バッテリ駆動機器の高周波アンプに最適です。
OPA836 RUN パッケージ・オプションはゲイン設定抵抗を内蔵しているため、プリント基板の占有面積を最小限 (約 2.00mm × 2.00mm) に抑えることができます。PCB に回路トレースを追加することにより、+1、–1、–1.33、+2、+2.33、–3、+4、–4、+5、–5.33、+6.33、–7、+8 のゲインと –0.1429、–0.1875、–0.25、–0.33、–0.75 の反転減衰を実現できます。詳細は Table 9-1 および Table 9-2 をご参照ください。
OPA836 および OPA2836 デバイスは、–40℃~+125°C の拡張産業用温度範囲において動作が規定されています。