SN75DP149
- DisplayPort™物理レイヤ入力ポートからTMDS物理レイヤ出力ポートへ、最高3.4Gbpsのデータ速度をサポート
- DisplayPortのデュアル・モード標準バージョン1.1をサポート
- HDMI1.4bトランスミッタの電気的パラメータをサポート
- 統合TMDSレベル変換器とCDR
- 適応型レシーバ・イコライザと、プログラム可能な固定イコライザ
- ディエンファシスを選択可能
- 低消費電力(標準値)
- 3.4Gbpsリタイマで390mW
- シャットダウン状態で10mW
- DVIおよびHDMI識別認識デュアル・モードDP Type 2機能を搭載
- アクティブI2C[4]バッファ
- メイン・レーンの入力スワップ
- I2C[4]およびピン・ストラップによりプログラム可能
- 工業用温度範囲:
-40~85℃ (SN65DP149) - 拡張商業用温度範囲:
0~85℃ (SN75DP149) - 40ピン0.4mmピッチ、5mm×5mm WQFN
SNx5DP149デバイスはデュアル・モードの[1]DisplayPortからTMDS (Transition-Minimized Dfferential Signal)へのリタイマで、DVI (Digital Video Interface) 1.0およびHDMI (High-Definition Multimedia Interface) 1.4b出力信号をサポートします。SNx5DP149デバイスは、DDCリンクにより、デュアル・モード標準バージョン1.1 type 1およびtype 2をサポートします。SNx5DP149デバイスは、データ・レーンごとに最高3.4Gbpsのデータ速度をサポートし、カラーごとに8ビットの高解像度Ultra HD (4K×2K/30Hz)ビデオ、および1080p (1920×1080/60Hz)で16ビット・カラー深度のHDTVをサポートします。SNx5DP149デバイスは、データ速度が1Gbps未満のときはリドライバとして、データ速度がそれ以上の場合はリタイマとして、自動的に自己構成可能です。この機能は、I2C[4]のプログラムによりオフにできます。
信号の整合性のため、SNx5DP149デバイスにはいくつかの機能が実装されています。SNx5DP149レシーバは適応型と固定の両方のイコライゼーションをサポートし、シンボル間干渉(ISI)ジッタや、帯域幅の制限された基板配線やケーブルによる損失をクリーンアップできます。リタイマとして動作するとき、組み込みのクロック・データ・リカバリ(CDR)により、ビデオ・ソース入力の高周波とランダムなジッタがクリーンアップされます。トランスミッタには、コンプライアンスに適合し、ディエンファシスなどシステム・レベルの設計の問題を低減するためいくつかの機能があり、長いケーブルや損失の大きい基板配線を駆動するときの減衰を補償します。
SNx5DP149デバイスには、Vsadjピンの外付け抵抗によるTMDS出力振幅設定、ソース終端の選択、および出力スルー・レート制御機能も搭載されています。デバイスの動作および構成は、ピン・ストラッピングまたはI2Cによりプログラム可能です[4]。
SNx5DP149デバイスには、電力管理およびアクティブな消費電力削減のため、いくつかの手法が実装されています。
SNx5DP149レシーバは、スペースに制約のあるアプリケーション向けの40ピンRSBで供給されます。
SN75DP149デバイスは、工業用動作温度範囲の-40℃~85℃で動作が規定されています。
SN65DP149デバイスは、商業用動作温度範囲の0℃~85℃で動作が規定されています。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | SNx5DP149 3.4Gbps、DP++からHDMIへのリタイマ データシート (Rev. C 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.C) | PDF | HTML | 2018年 7月 16日 |
アプリケーション・ノート | DP159 and DP149 Configuration Guide | 2019年 12月 13日 | ||||
アプリケーション・ノート | High-Speed Layout Guidelines for Signal Conditioners and USB Hubs | 2018年 6月 14日 | ||||
ユーザー・ガイド | Pattern Verifier and Generator User's Guide | 2018年 4月 27日 | ||||
技術記事 | How to select a redriver or retimer for HDMI 2.0 jitter cleansing | PDF | HTML | 2017年 5月 1日 | |||
技術記事 | How to select the right retimer for HDMI 2.0 applications | PDF | HTML | 2016年 9月 27日 | |||
技術記事 | How to reduce jitter and improve signal integrity in source and sink system design | PDF | HTML | 2016年 7月 11日 | |||
技術記事 | HDMI 2.0: How to generate cleaner signals over long traces, connectors and cables | PDF | HTML | 2016年 6月 21日 | |||
ホワイト・ペーパー | Build a true fidelity system using video signal conditioners | 2016年 6月 9日 | ||||
EVM ユーザー ガイド (英語) | DP149RSBEVM User's Guide | 2016年 2月 2日 |
設計および開発
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パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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WQFN (RSB) | 40 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。