TCA6408A
- I2C からパラレル・ポートへのエクスパンダ
- 1.65V~5.5V の動作電源電圧範囲
- 双方向電圧レベル変換と、1.8V、2.5V、3.3V、5V の I2C バスおよび P ポート間での GPIO 拡張が可能
- 低いスタンバイ消費電流:1µA
- 5V 許容の I/O ポート
- 400kHz の高速 I2C バス
- ハードウェア・アドレス・ピンにより、同じ I2C/SMBus バス上に 2 つの TCA6408A デバイスを接続可能
- アクティブ LOW のリセット (RESET) 入力
- オープンドレインのアクティブ LOW 割り込み (INT) 出力
- 入力 / 出力構成レジスタ
- 極性反転レジスタ
- パワーオン・リセット内蔵
- 電源投入時はすべてのチャネルが入力に構成された状態
- 電源オン時のグリッチなし
- SCL/SDA 入力のノイズ・フィルタ
- 大電流の最大駆動能力を持つラッチ付き出力により LED を直接駆動
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
- シュミット・トリガ動作により低速入力遷移が実現され、SCL および SDA 入力でのスイッチング・ノイズ耐性が向上
- JESD 22 を超える ESD 保護
- 2000V、人体モデル (A114-A)
- 1000V、デバイス帯電モデル (C101)
TCA6408A は 16 ピン・デバイスで、2 ライン双方向 I2C バス (または SMBus) プロトコル用に 8 ビットの汎用パラレル入出力 (I/O) 拡張機能を提供します。このデバイスは、I2C バス側 (VCCI) と P ポート側 (VCCP) の両方とも 1.65V~5.5V の電源電圧で動作できます。このため、TCA6408A は SDA/SCL 側で、消費電力削減のため電源電圧レベルが引き下げられる次世代のマイクロプロセッサおよびマイクロコントローラと接続できます。マイクロプロセッサおよびマイクロコントローラの電源供給は低下しますが、LED など PCB の部品には引き続き 5V の電源が供給されます。
このデバイスは、100kHz (標準モード) と 400kHz (高速モード) の両方のクロック周波数をサポートしています。TCA6408A をはじめとする I/O エクスパンダは、スイッチ、センサ、押しボタン、LED、ファンなどに I/O を追加する必要がある場合の簡単なソリューションとなります。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
* | データシート | TCA6408A 割り込み出力、リセット、構成レジスタ内蔵の低電圧 8 ビット I2C/SMBus I/O エクスパンダ データシート (Rev. E 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.E) | PDF | HTML | 2023年 1月 19日 |
アプリケーション・ノート | Understanding Transient Drive Strength vs. DC Drive Strength in Level-Shifters (Rev. A) | PDF | HTML | 2024年 7月 3日 | |||
アプリケーション・ノート | I2C Dynamic Addressing | 2019年 4月 25日 | ||||
アプリケーション・ノート | Choosing the Correct I2C Device for New Designs | PDF | HTML | 2016年 9月 7日 | |||
セレクション・ガイド | I2C Infographic Flyer | 2015年 12月 3日 | ||||
アプリケーション・ノート | Understanding the I2C Bus | PDF | HTML | 2015年 6月 30日 | |||
アプリケーション・ノート | Maximum Clock Frequency of I2C Bus Using Repeaters | 2015年 5月 15日 | ||||
アプリケーション・ノート | I2C Bus Pull-Up Resistor Calculation | PDF | HTML | 2015年 2月 13日 | |||
EVM ユーザー ガイド (英語) | I/O Expander EVM User's Guide (Rev. A) | 2014年 7月 25日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
IO-EXPANDER-EVM — IO-EXPANDER-EVM:I2C と SMBus 向け IO エクスパンダの評価基板
IO エクスパンダの評価基板 (EVM) を使用すると、SMBus と I2C 向けの各 IO エクスパンダ ライン デバイスで構成された TI の製品ラインアップを評価できます。TCA6424A と TCA9539 の両方が評価基板 (EVM) に実装済みです。24 ピンの TSSOP フットプリントは、TCA6408A、TCA6416A、TCA9534、TCA9534A、TCA9535、TCA9538、TCA9554、TCA9554A、TCA9555 にも対応しています。
I2C-DESIGNER — I2C designer tool
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
TIDA-00609 — 自己ブート型オーディオ・システム
TIDA-00110 — アナログ・フロント・エンド、4 チャネル RTD 入力、リファレンス・デザイン
TIDA-00310 — アナログ入力、出力およびリレー・ドライブ出力モジュール、スマート・グリッド IED 用
TIDA-00018 — 温度センサー・インターフェイス・モジュール、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)用
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
TSSOP (PW) | 16 | Ultra Librarian |
UQFN (RSV) | 16 | Ultra Librarian |
VQFN (RGT) | 16 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。