パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TLV9041 の特徴
- コスト最適化アプリケーション向け低消費電力 CMOS アンプ
- 最低 1.2V の電源電圧で動作
- 低い入力バイアス電流:標準値 1pA 、最大値 12pA
- 低い静止電流:10µA/Ch
- 0.1Hz~10Hz で 6.5µVp-p の低い積分ノイズ
- レール・ツー・レール入出力
- 高い GB 積:350kHz
- 熱ノイズ・フロア:64nV/√Hz
- 低い入力オフセット電圧:±0.6mV
- ユニティ・ゲイン安定
- 100pF の負荷容量を確実に駆動
- 内部 RFI および EMI フィルタ付きの入力ピン
- 広い動作温度範囲:-40℃~125℃
TLV9041 に関する概要
低消費電力 TLV904x ファミリには、レール・ツー・レールの入出力スイングが可能な、シングル (TLV9041)、デュアル (TLV9042)、クワッド (TLV9044) チャネルの超低電圧 (1.2V~5.5V) オペアンプがあります。TLV904x は、低い静止電流 (10µA、標準値) と最小 1.2V の電源電圧で動作可能であることから、1.5V のコイン型電池アプリケーションに対応できる、業界でも数少ないアンプの 1 つです。シャットダウン・モード (TLV9041S、TLV9042S、TLV9044S) を使えば、消費電力をさらに削減できます。このモードでは、アンプをオフにして標準消費電流 150nA 未満のスタンバイ・モードに移行できます。これらのデバイスは、バッテリ駆動の IoT デバイス、ウェアラブル電子機器、低電圧での動作が重要なパーソナル電子機器など、電力とスペースの制約が厳しいアプリケーション向けに、コスト効率の優れたアンプ・ソリューションを提供します。
TLV904x ファミリは堅牢に設計されているため、回路設計を簡素化できます。これらのオペアンプには、RFI および EMI 除去フィルタ、ユニティ・ゲイン安定、入力オーバードライブ状態で位相反転がない、という特長があります。また、350kHz のゲイン帯域幅と 100pF の高い容量性負荷駆動という優れた AC 性能を備えており、性能向上および消費電力低減を可能にします。
すべてのチャネル・バリアント (シングル、デュアル、クワッド) が、X2QFN や WSON など省スペースのマイクロサイズ・パッケージと、SOIC、VSSOP、TSSOP、SOT-23 などの業界標準パッケージで供給されます。