パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DRV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -55 to 150 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TMP117 の特徴
- TMP117 高精度温度センサ
- –20℃~50℃で ±0.1℃以下
- –40℃~70℃で ±0.15℃以下
- –40℃~100℃で ±0.2℃以下
- –55℃~125℃で ±0.25℃以下
- –55℃~150℃で ±0.3℃以下
- 動作温度範囲:–55℃~150℃
- 低消費電力
- 1Hz の変換サイクルで 3.5µA
- 150nA のシャットダウン電流
- 電源電圧範囲
- 1.7V~5.5V (–55℃~70℃)
- 1.8V~5.5V (–55℃~150℃)
- 16 ビット分解能:0.0078℃ (1 LSB)
- 温度アラート制限をプログラム可能
- 平均化を選択可能
- デジタル・オフセットによるシステム補正
- 汎用 EEPROM:48 ビット
- NIST トレース可能
- SMBus™、I2C インターフェイスと互換
- 医療グレード:ASTM E1112 および ISO 80601-2-56 準拠
- RTD の置き換え:PT100、PT500、PT1000
TMP117 に関する概要
TMP117 は高精度のデジタル温度センサであり、ASTM E1112 および ISO 80601 の電子医療体温計の要件を満たすように設計されています。較正不要で、–20℃~50℃の温度範囲にわたって 0.0078℃の分解能、最大 ±0.1℃の精度で 16 ビットの温度結果を提供します。TMP117 は、I2C および SMBus™ 互換インターフェイスでプログラム可能なアラート機能を備え、1 つのバスで最大 4 つのデバイスをサポートできます。汎用的に使用できる 48 ビットの追加メモリと一体化されたデバイス設定用 EEPROM も内蔵しています。
TMP117 は低消費電力であるため、自己発熱による測定精度への影響を最小限に抑えることができます。1.7V~5.5V で動作し、標準的な消費電流は 3.5µA です。
医療用途以外では、シングル・チップのデジタル温度センサとして、白金 RTD の代替になります。TMP117 は Class AA RTD と同等の精度を持ちながら、PT100 RTD で一般的に必要な電力と比べて、わずかな電力しか使用しません。TMP117 では、高精度の基準、配線のマッチング、複雑なアルゴリズム、較正など、RTD の複雑さの多くが解消されるため、設計を簡素化できます。
TMP117 ユニットは製造時のセットアップで 100% テスト済みであり、このテストは NIST トレース可能で、ISO/IEC 17025 で認められた標準に対して較正済みの機器により検証されています。