パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTJ) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -25 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TUSS4470 の特徴
- 超音波アプリケーションのための 直接駆動トランスデューサ用ドライバとアナログ出力付きレシーバ段を内蔵
- 入力ダイナミック・レンジが 86dB のアナログ・フロントエンド
- ゲインを 10、12.5、15、20V/V に調整可能な初段低ノイズ・アンプ
- 40kHz~500kHz の構成可能なバンドパス・フィルタ
- 広帯域の対数アンプ
- サポートするトランスデューサ周波数 (外部クロックで制御)
- 40kHz~1MHz
- プリドライバ・モード:40kHz~440kHz
- 低消費電力アプリケーションに対応
- スタンバイ・モード:1.7mA (標準値)
- スリープ・モード:220µA (標準値)
- 構成可能な駆動段
- 内部 H ブリッジを使用してトランスデューサを励起する直接駆動
- より大きな電流を駆動するため、内部 H ブリッジを使用して外部電界効果トランジスタ (FET) を駆動するプリドライバ構成
- IO1 および IO2 ピンを使用してバースト・パターンを構成可能
- 出力
- VOUT:復調済みエコー・エンベロープの電圧出力
- OUT3 ピン:入力信号のゼロクロス・コンパレータ出力
- OUT4 ピン:プログラム可能な VOUT スレッショルドとの交差
- マイクロコントローラ (MCU) を使用して構成するためのシリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI)
TUSS4470 に関する概要
TUSS4470 は、産業用超音波アプリケーション向けの 直接駆動高集積アナログ・フロント・エンドです。 トランスデューサ駆動段は、最大限のトランスデューサ印加電圧を得るために、直接駆動モードでトランスデューサを駆動するように構成できる内部 H ブリッジです。内部 H ブリッジは外部 FET 用プリドライバとしても構成できるため、大型トランスデューサの大電流と高電圧を駆動できます。
受信信号パスには、低ノイズ・リニア・アンプ、バンドパス・フィルタに続いて対数ゲイン・アンプが備わっているため、入力に応じた適切な増幅が可能です。この対数アンプのおかげで、弱いエコー信号に対して感度を高めることができ、反射エコーの全範囲にわたって優れた入力ダイナミック・レンジが得られます。
これらのドライバは、マイクロコントローラで直接制御してバースト信号を完全にカスタマイズすることも、カスタマイズ可能なバースト長を使用して SPI 経由でプログラムすることもできます。 TUSS4470 は、バースト信号を送受信する 1 つのトランスデューサをサポートすることも、送信と受信の機能を分離する 2 つのトランスデューサを構成することもできます。