パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (D) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 95 | TUBE |
LM2597HV の特徴
- 3.3V、5V、12V、および可変出力電圧バージョン
- 可変出力電圧バージョンは1.2Vから最大37V(HVバージョンは57V)の出力電圧範囲で、入力と負荷の全条件で±4%の許容誤差
- 0.5Aの出力電流を保証
- 8ピン表面実装パッケージおよび8ピンPDIPパッケージで供給
- 最大60Vの入力電圧範囲
- 150kHz固定周波数の内部オシレータ
- シャットダウン/ソフトスタート
- レギュレーション範囲外エラー・フラグ
- エラー出力遅延
- 内部回路用のバイアス電源ピン(VBS)により高い入力電圧で効率を向上
- 低消費電力のスタンバイ・モード、IQの標準値85μA
- 高効率
- 容易に入手可能な標準インダクタ使用
- サーマル・シャットダウンおよび電流制限保護
アプリケーション
- シンプルな高効率降圧型(バック)レギュレータ
- リニア・レギュレータ用の高効率プリレギュレータ
- オンボード・スイッチング・レギュレータ
- 反転型コンバータ
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LM2597HV に関する概要
LM2597xxシリーズのレギュレータは、降圧型(バック)スイッチング・レギュレータのすべてのアクティブ機能を内蔵したモノリシックICで、優れたラインおよび負荷レギュレーションで 0.5Aの負荷を駆動できます。3.3V、5V、12Vの固定出力電圧と、可変出力電圧のバージョンがあり、8ピンPDIPと8ピン表面実装パッケージで供給されます。
このシリーズのスイッチング・レギュレータは、LM2594シリーズと類似ですが、監視機能やパフォーマンス用の機能が追加されています。
必要な外付け部品が少なくてすみ、使い方が簡単で、内部的な周波数補償、ラインおよび負荷の仕様の強化、固定周波数のオシレータ、シャットダウン/ソフトスタート、エラー・フラグ遅延、およびエラー・フラグ出力の機能を備えています。
LM2597xxシリーズは150kHzのスイッチング周波数で動作するため、低周波数で動作するスイッチング・レギュレータに比べて、サイズの小さなフィルタ部品を使用できます。効率が高いため、通常はプリント基板の銅配線のみが必要なヒートシンクになります。
LM2597xxシリーズでの使用に最適な標準インダクタ(スルーホールと表面実装タイプのいずれも)をいくつかのメーカーから入手できます。このため、スイッチング電源の設計が大幅に簡素化されます。
また、入力電圧と出力負荷のあらゆる条件において、出力電圧について±4%、オシレータ周波数について±15%の許容誤差が保証されています。外部シャットダウン機能を内蔵しており、スタンバイ電流は標準値で85μAです。自己保護機能として、出力スイッチのための2段階電流制限回路と、異常時でも完全に保護動作が保証される過熱シャットダウン機能を備えています。
LM2597HVは、必要な入力電圧が60Vまでのアプリケーションに対応しています。