パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 VQFN (RGE) | 24 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
LM5141 の特徴
- 動作時周囲温度範囲: -40℃～+125℃
- AEC-Q100認定済みのデバイスを利用可能
- VIN: 3.8V～65V (絶対最大定格70V)
- 出力: 固定3.3V、5V、または1.5V～15Vの可変、精度±0.8%
- 固定の2.2MHzまたは440kHzスイッチング周波数、精度±5%
- ハイサイドとローサイドのゲート・ドライブ、スルー・レート制御あり
- アナログ電圧またはRT抵抗の変化による周波数シフト(オプション)
- 外部クロックとの同期(オプション)
- 拡散スペクトラム(オプション)
- シャットダウン・モードのIQ: 標準値10µA
- 低いスタンバイ・モードのIQ: 標準値35µA
- 電流制限スレッショルド75mV、±0.9%精度
- 外付け抵抗またはDCR電流センシング
- 出力イネーブル・ロジック入力
- 連続的な過負荷に対するヒカップ・モード
- パワー・グッド標示出力
- ダイオード・エミュレーションまたは強制パルス幅変調を選択可能
- ウェッタブル・フランク付きQFN-24パッケージ
- WEBENCH® Power Designerにより、LM5141を使用するカスタム設計を作成
LM5141 に関する概要
LM5141は同期整流降圧コントローラで、広い高電圧VINの降圧型コンバータ用途を対象としています。制御方法は、ピーク電流モード制御です。電流モード制御には、ライン・フィード・フォワードと、サイクル単位の電流制限が組み込まれており、ループ補正が簡単に行えます。LM5141にはスルー・レート制御が搭載されているため、EMIの要件へ容易に準拠できます。
LM5141は、2.2MHzと440kHzの2つのスイッチング周波数を選択できます。ゲート・ドライバにはスルー・レート制御が付属し、その調整によってEMIを低減できます。
軽負荷または無負荷の状況では、LM5141はスキップ・サイクル・モードで動作し、低電力での効率が向上します。LM5141には高電圧バイアス・レギュレータがあり、外部バイアスへの自動的なスイッチ・オーバーによりVINからのIQ電流が減少します。追加機能として、周波数同期、サイクル単位の電流制限、連続的な過負荷に対応したヒカップ・モードのフォルト保護、およびパワー・グッド出力があります。