パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBZ) | 3 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
LM60-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用にAEC-Q100認定済み
- デバイス温度グレード 1: 動作時周囲温度 –40℃~+125°C
- デバイスHBM ESD分類レベル2
- 較正済み線形スケール係数: 6.25mV/℃
- -40℃から+125℃までの範囲全体が定格内
- リモート・アプリケーションに最適
- SOT-23パッケージで供給
- 主な仕様
- 25℃での精度: ±2℃および±3℃(最大値)
- −40℃~+125℃での精度: ±4℃(最大値)
- −25℃~+125℃での精度: ±3℃(最大値)
- 温度勾配: 6.25mV/℃
- 電源電圧範囲: 2.7V~10V
- 25℃での電流ドレイン: 110µA (最大値)
- 非直線性: ±0.8℃(最大値)
- 出力インピーダンス: 800Ω(最大値)
LM60-Q1 に関する概要
LM60-Q1デバイスは高精度の統合回路温度センサで、単一の2.7V電源により動作し、-40℃~125℃の温度範囲を検出できます。デバイスの出力電圧は摂氏温度に正比例(6.25mV/℃)し、DCオフセットは424mVです。
このオフセットにより、負電源を必要とせずに負温度を読み取れます。デバイスの公称出力電圧は、-40℃~+125℃の温度範囲について 174mV~1205mVです。このデバイスは、室温で±2℃、-25℃~+125℃の温度範囲全体にわたって±3℃の精度を維持するよう較正済みです。
デバイスの線形出力、424mVのオフセット、工場での較正により、単一電源の環境で負温度の読み取りが要求される場合に必要な外部回路が簡素化されます。静止電流が110µA未満なので、自己発熱が非常に少なく、SOT-23パッケージの静止空気中で0.1℃に抑えられています。このデバイスは本質的に低消費電力であり、様々なロジック・ゲートの出力から直接電源を供給できるので、専用の制御端子を備えていなくても容易にシャットダウンができます。