パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 1,000 | SMALL T&R |
LMR10510 の特徴
- 3V~5.5Vの入力電圧範囲
- 0.6V~4.5V の出力電圧範囲
- 最大 1A の出力電流
- 1.6MHz (LMR10510X) および 3MHz (LMR10510Y) のスイッチング周波数
- 低いシャットダウンIQ:30nA (標準値)
- 内部ソフトスタート
- 内部補償
- 電流モード PWM 動作
- サーマル・シャットダウン
- SOT-23 (2.92 × 2.84 × 1mm) および
WSON (3 × 3 × 0.8mm) パッケージ - ソリューション全体の小型化によりシステム・コストを削減
- WEBENCH® Power Designer により、LMR10510 を使用するカスタム設計を作成
LMR10510 に関する概要
LMR10510 レギュレータは、5 ピン SOT-23 および 6 ピン WSON パッケージのモノリシック高周波数 PWM 降圧型 DC/DC コンバータです。ローカルでの DC/DC 変換に必要なアクティブ機能をすべて内蔵し、高速過渡応答と正確なレギュレーションを、極めて小さな PCB 面積で実現しています。LMR10510 は内部的に補償されているため、使いやすく、外付け部品はほとんど不要です。内蔵の 130mΩ PMOS スイッチで 1A の負荷を駆動できるため、電力密度を最大限に高めることができます。世界最高レベルの制御回路により、最小 30ns のオン時間に対応できるため、3V~5.5V の入力動作範囲全体から最低出力電圧の 0.6V へ、非常に高い周波数で変換できます。
LMR10510 は、1A の負荷電流を供給する固定周波数 PWM 降圧型レギュレータ IC です。このレギュレータのスイッチング周波数は、1.6MHz または 3MHz にプリセットされています。この高い周波数により、LMR10510 は小型の表面実装コンデンサとインダクタで動作できるため、DC/DC コンバータとして最小限の基板面積しか必要としません。高い動作周波数にかかわらず、最大 93% の高い効率を簡単に実現できます。外部からのシャットダウン機能を備えており、スタンバイ電流が 30nA と非常に低くなっています。LMR10510 は電流モード制御と内部補償を活用して、広範な動作条件にわたって高性能のレギュレーションを行います。追加機能として、内部ソフトスタート回路による突入電流の低減、パルス単位の電流制限、サーマル・シャットダウン、出力過電圧保護が搭載されています。