パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TMAG5111 の特徴
- 平面型および垂直型ホール・センサによる 2D センシング
- 磁気整列とも磁極ピッチとも無関係な固有の直交性
- 2 つの機能を選択可能:
- TMAG5110:独立した 2D 出力
- TMAG5111:速度と方向の出力
- 非常に高い磁気感度:
- TMAG511xx2:±1.4mT (標準値)
- TMAG511xx4:±3mT (標準値)
- 高速な 40kHz センシング帯域幅
- 2.5V~38V の VCC 範囲で動作
- オープン・ドレイン出力 (10mA シンク)
- 広い動作時周囲温度範囲:
- -40℃~+125℃
-
保護機能
- 電源逆接続保護 (最大 -20V)
- 最大 40V の電圧耐性
- 出力短絡保護
- 出力電流制限
TMAG5111 に関する概要
TMAG5110 と TMAG5111は、 2.5V~38V の電源で動作する 2 次元のデュアル・ホール・エフェクト・ラッチです。 高速高温のモーター・アプリケーション向けに設計されたこれらのデバイスは、回転する磁石を利用したアプリケーションに最適化されています。2 つのセンサと 2 つの独立した信号チェーンを統合した TMAG511x は、2 つの独立したデジタル出力を備えており、速度と方向の計算値を出力し (TMAG5111)、または独立した各ラッチのデジタル信号を直接出力します (TMAG5110)。デバイスが高集積なので、2 つの独立したラッチを使わなくても、 TMAG511x デバイス 1 つだけですみます。
このデバイスは、動作点 3mT の標準品と動作点 1.4mT の高感度品として提供しています。磁気感度が高いため、低コストの磁石を柔軟に選択し、機械的部品を柔軟に配置できます。また TMAG511x では、磁石に対してセンサを柔軟に配置できるように 3 種類の 2 軸組み合わせ (X-Y、Z-X、Z-Y) を選択できます。
このデバイスは、 -40℃~+125℃の広い周囲温度範囲で確実に動作します。