パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSON (DRC) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS3850-Q1 の特徴
- 下記内容で AEC-Q100 認定済み
- デバイス温度グレード 1:–40℃~125℃の動作時周囲温度範囲
- デバイス HBM ESD 分類レベル 2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C4B
- 機能安全対応
- 入力電圧範囲:VDD = 1.6V~6.5V
- 0.8% の電圧スレッショルド精度 (最大)
- 低消費電流:IDD = 10µA (標準値)
- ウォッチドッグのタイムアウトをユーザーがプログラム可能
- リセット遅延をユーザーがプログラム可能
- 高精度のウォッチドッグおよびリセット・タイマを製造時にプログラム可能
- オープン・ドレイン出力
- 高精度の過電圧および低電圧監視
- 0.9V~5.0V の共通レールをサポート
- 4% および 7% のフォルト・ウィンドウを利用可能
- 0.5% のヒステリシス
- ウォッチドッグのディスエーブル機能
- 3mm × 3mm の小型 10 ピン VSON パッケージで供給
TPS3850-Q1 に関する概要
TPS3850-Q1 は、高精度の電圧スーパーバイザとプログラム可能なウィンドウ・ウォッチドッグ・タイマを組み合わせた製品です。TPS3850-Q1 のウィンドウ・コンパレータは、SENSE ピンの過電圧 (VIT+(OV)) および低電圧 (VIT–(UV)) スレッショルドの両方について 0.8% の精度 (–40℃~+125℃) を達成しています。また、TPS3850-Q1 には両方のスレッショルドについて高精度のヒステリシスが含まれており、許容誤差の厳しいシステムに理想的です。スーパーバイザの RESET 遅延は、工場でプログラムされたデフォルト遅延設定を使用することも、外付けコンデンサによりプログラムすることもできます。工場でプログラムされる RESET 遅延は 9.5% の精度で、高精度の遅延タイミングです。
TPS3850-Q1 にはプログラム可能なウィンドウ・ウォッチドッグ・タイマが内蔵されており、広範なアプリケーションに使用できます。専用ウォッチドッグ出力 (WDO) により分解能が向上し、フォルト状況の性質を判定するために役立ちます。ウィンドウ・ウォッチドッグのタイムアウトは、工場でプログラムされたデフォルト遅延設定を使用することも、外付けコンデンサによりプログラムすることもできます。ウォッチドッグはロジック・ピンによりディスエーブルできるため、開発プロセスにおいて望ましくないウォッチドッグのタイムアウトを回避できます。
TPS3850-Q1 は、小型の 3.00mm × 3.00mm、10 ピンの VSON パッケージで供給されます。 TPS3850-Q1 では、光学検査を容易にするウェッタブル・フランクを採用しています。