パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RHL) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS61088 の特徴
- 2.7V~12V の入力電圧範囲
- 4.5V~12.6V の出力電圧範囲
- 10Aのスイッチ電流
- VIN = 3.3V、VOUT = 9V、IOUT = 3 A のとき最大 91% の効率
- 軽負荷時に、PFM モードと強制 PWM モードのモード選択が可能
- シャットダウン時の VIN ピン電流:1.0µA
- スイッチ・ピーク電流制限を抵抗によりプログラム可能
- 可変スイッチング周波数:200kHz~2.2MHz
- プログラマブル・ソフト・スタート
- 13.2V での出力過電圧保護
- サイクル単位の過電流保護
- サーマル・シャットダウン
- 4.50mm × 3.50mm 20 ピン VQFN パッケージ
- WEBENCH Power Designer により、TPS61088 を使用するカスタム設計を作成
TPS61088 に関する概要
TPS61088 は電力密度が高く、完全に統合された同期整流昇圧コンバータで、11mΩ のパワー・スイッチと 13mΩ の整流器スイッチが搭載され、携帯用システムにおいて高効率で小型のソリューションを実現できます。TPS61088 は、2V~12V の広い入力電圧範囲を備えており、1 セルまたは 2 セルのリチウム・バッテリを使用するアプリケーションに対応できます。このデバイスには 10A のスイッチ電流能力があり、最高 12.6V の出力電圧を供給できます。
TPS61088 は、適応型一定オフ時間ピーク電流制御トポロジを使用して、出力電圧をレギュレートします。TPS61088 は、中負荷から重負荷の状況ではパルス幅変調 (PWM) モードで動作します。軽負荷の状況では、MODE ピンにより選択できる 2 つの動作モードがあります。1 つは効率向上のためのパルス周波数変調 (PFM) モードです。もう 1 つは強制 PWM モードで、低いスイッチング周波数で発生するアプリケーションの問題を回避できます。PWM モードでのスイッチング周波数は、外付け抵抗により 200kHz~2.2MHz の範囲で設定可能です。また、TPS61088 にはプログラム可能なソフトスタート機能と、可変のスイッチング・ピーク電流制限機能も実装されています。さらに、このデバイスには 13.2V の出力過電圧保護、サイクル単位の過電流保護、サーマル・シャットダウン保護の機能が搭載されています。
TPS61088 は、4.50mm × 3.50mm の 20 ピン VQFN パッケージで供給されます。