パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTV) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
LM5119 の特徴
- エミュレーションによるピーク電流モード制御
- 広い動作電圧範囲(5.5V~65V)
- デュアル出力またはインターリーブ単一出力に容易に構成可能
- 堅牢な3.3Aピーク・ゲート駆動
- スイッチング周波数は750kHzまでプログラム可能
- ダイオード・エミュレーション・モード(オプション)
- 0.8Vから設定可能な出力電圧
- 精度1.5%の基準電圧
- 電流制限をプログラム可能
- ヒカップ・モード過負荷保護
- ソフトスタートをプログラム可能
- ライン低電圧誤動作防止をプログラム可能
- 外部バイアス電源への自動切り替え
- チャネル2イネーブルのロジック入力
- サーマル・シャットダウン
- リードレス32ピンWQFNパッケージ
LM5119 に関する概要
LM5119デバイスは降圧レギュレータ・アプリケーション用に開発されたデュアル同期整流降圧型コントローラで、高電圧または変動幅が大きい入力電源で動作します。制御方法は、エミュレート電流ランプを使用した電流モード制御です。電流モード制御は、入力電圧フィードフォワード、サイクルごとの電流制限、簡単なループ補償という特長を原理的に備えています。エミュレート電流ランプの使用によって、パルス幅変調回路のノイズによる影響を抑えるとともに、入力電圧の高いアプリケーションでデューティ・サイクルがきわめて小さい状態でも信頼性の高い制御を実現します。スイッチング周波数は50kHz~750kHzの範囲で設定可能です。LM5119デバイスはアダプティブ・デッドタイム制御を用いて、ハイサイドとローサイドの外付けNMOSパワー・スイッチを駆動します。また、ダイオード・エミュレーション・モードをユーザーが選択可能で、不連続モードの動作が可能になり、軽負荷状況で効率が向上します。また、外部バイアスへの自動切換えに対応した高耐圧バイアス・レギュレータによって、さらに効率化を図っています。その他に、サーマル・シャットダウン、周波数の同期化、サイクルごとの電流制限、ヒカップ・モード電流制限、電圧を設定可能なライン低電圧誤動作防止などの機能を搭載しています。放熱を助ける露出ダイ接続パッドを備えて消費可能電力を増大させたリードレス32ピンWQFNパッケージで供給されます。