パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RSM) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
LP5018 の特徴
- 動作電圧範囲:
- VCC 範囲:2.7V~5.5V
- EN、SDA、SCL ピンは 1.8V、3.3V、5V の電源レールに対応
- 最大出力電圧:6V
- 24 個の高精度定電流シンク
- VCC の全範囲で、チャネルごとに最大 25.5mA
- VCC ≥ 3.3V のとき、チャネルごとに最大 35mA
- デバイス間誤差:±7%、チャネル間誤差:±7%
- 非常に低い静止電流
- シャットダウン モード:EN Low で最大値 1µA
- パワー セーブ モード:EN High、すべての LED が 30ms を超えてオフのとき標準値 10µA
- 各チャネルに 12 ビット、29kHz の PWM ジェネレータを内蔵:
- チャネルごとに独立の色混合レジスタ
- RGB LED モジュールごとに独立の輝度制御レジスタ
- 対数的または線形的スケールの輝度制御を選択可能
- 3 相 PWM シフト方式を搭載
- 3 つのプログラム可能バンク (R、G、B) により、各色をソフトウェアで簡単に制御
- 2 つの外部ハードウェア アドレス ピンにより、最大 4 つのデバイスに接続可能
- ブロードキャスト スレーブ アドレスにより、複数のデバイスを同時に構成可能
- 自動インクリメント機能により、1 回の伝送で連続する複数のレジスタを書き込み / 読み取り可能
- 最大 400kHz のファスト モード I2C 速度
LP5018 に関する概要
スマート ホームや、ヒューマン マシン インターフェイスを活用する他のアプリケーションでは、高性能の RGB LED ドライバが必要となります。フラッシュ、ブリージング、追跡などのLEDアニメーション効果により、ユーザー向けの環境を大幅に改良できます。またシステム ノイズが最小限であることは不可欠です。
LP50xx デバイスは、18 または 24 チャネルの定電流シンク LED ドライバです。LP50xx デバイスにはカラー ミキシングおよび輝度制御機能が内蔵されており、事前設定によりソフトウェアのコーディング処理を簡素化できます。12ビット、29kHzのPWMジェネレータが各チャネルに内蔵されているため、LEDで円滑に、鮮明な色を再現でき、可聴ノイズが除去されます。
LP50xx デバイスは、29kHz のスイッチング周波数、12 ビットの PWM 分解能で各 LED の出力を制御するので、スムーズな調光効果を達成でき、可聴周波数のノイズが排除されます。カラー ミキシングと輝度の制御レジスタを別々に制御できるため、ソフトウェアのコーディングが明快になります。フェードイン、フェードアウト型のブリージング効果を行う際、グローバルなR、G、Bバンクの制御により、マイクロコントローラの負荷が大幅に減少します。また、LP50xxデバイスにはPWM位相シフト機能も実装されており、LEDが同時にオンになるときの入力電力バジェットを低減するために役立ちます。
LP50xxデバイスには、自動パワーセービング モードが実装されており、非常に低い静止電流を実現しています。すべてのチャネルが30msの間オフのとき、デバイスの合計消費電力は10µAまで低下するため、LP50xxデバイスはバッテリ駆動の最終製品に適しています。