パッケージ情報
パッケージ | ピン数 X2QFN (RUG) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
OPA2375 の特徴
- 低い広帯域ノイズ:3.5nV/√Hz
- 低いオフセット電圧:500µV (最大値)
- 低い THD+N:0.00015%
- ゲイン帯域幅:10MHz
- レール・ツー・レール出力
- ユニティ・ゲイン安定
- 低い IQ:
- OPA375:890µA/Ch
- OPA2375/OPA4375:990µA/Ch
- 広い電源電圧範囲:
- OPA375:2.25V~5.5V
- OPA2375/OPA4375:1.7V~5.5V
- 低いオフセット電圧ドリフト:±0.16µV/℃
OPA2375 に関する概要
OPAx375 ファミリには、3.5nV/√Hz のきわめて低いノイズ指数、 500µV (最大値) の低いオフセット、10MHz の広い帯域幅を備えた、シングル (OPA375)、デュアル (OPA2375)、クワッド・チャネル (OPA2375) の汎用 CMOS オペアンプがあります。低いノイズと広い帯域幅を特長とする OPAx375 ファミリは、コストと性能のバランスが求められる各種の高精度アプリケーションにおいて魅力的な製品です。また、OPAx375 の入力バイアス電流は、ソース・インピーダンスが高いアプリケーションにも対応します。
OPAx375 ファミリは堅牢に設計されており、ユニティ・ゲイン安定性、RFI/EMI 除去フィルタ内蔵、オーバードライブ条件で位相反転が発生しない、高い静電放電 (ESD) 保護 (2kV HBM) という特長があるため回路設計が容易です。さらに、オープン・ループ出力インピーダンスが抵抗性であるため、非常に大きな容量性負荷でも簡単に安定化できます。
このオペアンプ・ファミリは、OPA375 では最低 2.25V (±1.125V)、OPA2375 と OPA4375 では最低 1.7V (±0.85V) の低電圧動作に最適化されています。すべてのデバイスは最高 5.5V (±2.75V) で動作し、-40℃~125℃の温度範囲で動作が規定されています。
シングル・チャネルの OPA375 は、小型の SC70-5 パッケージで供給されます。デュアル・チャネルの OPA2375 は、小型の 1.5mm×2.0mm X2QFN パッケージを含む複数のパッケージ・オプションで供給されます。