パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSON (DRB) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 150 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TLV766-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に AEC-Q100 認定済み:
- 温度グレード 1:-40℃~+125℃、T A
- 接合部温度:–40℃~+150℃、T J
- 入力電圧範囲:2.5V~16V (最大 18V)
- 出力電圧範囲:
- 0.8V~14.6V (可変)
- 1.2V~12V (固定)
- 負荷および温度範囲にわたって 1% の出力精度
- 低い静止電流 (I Q):
- 無負荷時:50µA (標準値)
- ディセーブル時:4µA 以下
- 高 PSRR:1kHz で 70dB、1MHz で 46dB
- 内部ソフトスタート時間:500µs (標準値)
- フォールドバック電流制限および過熱保護
- 1µF 以上のコンデンサで安定
- 機能安全対応
- パッケージ:8 ピン、3mm × 3mm ウェッタブル・フランク WSON
- 低い熱抵抗 (R θJA):51.9℃/W
TLV766-Q1 に関する概要
TLV766-Q1 は入力範囲の広いリニア電圧レギュレータで、2.5V~16V の入力電圧範囲に対応し、最大 500mA の負荷電流を供給できます。出力範囲は 0.8V~12V、または可変バージョンでは最高 14.6V です。
入力電圧範囲が広いため、変圧器の 2 次巻線やレギュレートされた 10V または 12V などのレールに適しています。また、出力電圧範囲も広いため、シリコン・カーバイド (SiC) ゲート・ドライバやマイク用のバイアス電圧を生成したり、マイクロコントローラ (MCU) やプロセッサに電力供給できます。
TLV766-Q1 は、電源要件の厳しいデジタル負荷への電力供給で必要とされる出力精度 1% を達成しています。
内蔵するソフトスタート回路により、スタートアップ時の突入電流が抑制されるため、入力容量の低減が可能です。
広帯域の PSRR 特性は、1kHz で 70dB、1MHz で 46dB を超え、上流の DC/DC コンバータのスイッチング周波数を減衰して、レギュレータ後のフィルタ処理を最小化できます。20Hz~20kHz で高いリップル除去比を実現しており、オーディオ部品への電力供給に最適です。
TLV766-Q1 はウェッタブル・フランクを採用した、熱抵抗の小さい 8 ピン、3mm × 3mm VSON (DRB) パッケージで供給されます。