パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTE) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS2549 の特徴
- 動作電圧範囲: 4.5V~6.5V
- 47mΩ (標準値)のハイサイドMOSFET
- 最大連続出力電流: 3A
- ケーブル補償用の±5% CS出力
- USBバッテリ充電仕様1.2準拠のCDPモード
- DCPモードの自動選択:
- BC1.2およびYD/T 1591-2009準拠の短絡モード
- 2.7Vデバイダ3モード
- 1.2Vモード
- システム更新用のD+およびD-クライアント・モード
- D+およびD-のVBUSへの短絡保護
- D+およびD-の±8kV接触放電および±15kV空中放電ESD定格(IEC 61000-4-2)
- UL認定およびCB認証待ち
- 接合部温度範囲: -40℃~125℃
- 3mm×3mmの16ピンQFNパッケージ
アプリケーション
- USBポート(ホストおよびハブ)
- 壁面用充電アダプタ
- アフターマーケットの車載充電器
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TPS2549 に関する概要
TPS2549デバイスはUSB充電ポート・コントローラおよびパワー・スイッチで、電流センス出力を持ち、上流の電源を制御できます。これによって、充電電流が大きい場合でも、USBポートで5Vを維持できます。
この機能は、USBケーブルが長く、高速な充電を行う携帯機器によって大きな電圧低下が発生するようなシステムで重要です。
TP2549 47mΩパワー・スイッチには2つの選択可能でプログラム可能な電流制限があり、電流の下限制限によってポートの電力を管理できます。この機能は、隣接するポートに大きな負荷が発生しているときに利用できます。これは、複数のポートがあり、上流の電源がすべてのポートに最大電流を同時に供給できないシステムに重要です。
DCP_Autoスキーマは、接続されているデバイスと通信するための正しいD+およびD-設定を検出して選択するため、最大電流で高速な充電が可能です。内蔵のCDP検出機能により、ほとんどの携帯機器を最大1.5Aで高速に充電でき、同時にデータ通信も行えます。
独自のクライアント・モード機能により、データ・ライン接続を維持したまま内部のパワー・スイッチをオフにして電力の競合を回避しながら、クライアント機器のソフトウェア更新を可能にします。
さらに、TPS2549デバイスにはD+およびD-についてVBUSへの短絡保護が内蔵されており、D+やD-が予期せずVBUSへ短絡したときの損傷を防止します。アプリケーションの実装面積を節約するため、TPS2549デバイスはESD保護も内蔵し、D+およびD-への外付け回路なしでIEC61000-4-2に合格できます。