パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSK) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS37 の特徴
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機能安全対応
- 機能安全システム設計に役立つ資料を利用可能
- 広い電源電圧範囲:2.7V~65V
- 65V 定格の SENSE および RESET ピン
- 低静止電流:1µA (標準値)
- 電圧スレッショルドを柔軟にかつ幅広く選択可能
- 2.7V~36V (誤差 1.5% 以下)
- 800mV オプション (誤差 1% 以下)
- ヒステリシス内蔵 (V HYS)
- パーセンテージ・オプション:2%~13% (1% 刻み)
- 固定オプション:V TH < 8V = 0.5V、1V、1.5V、 2V、2.5V
- リセット時間遅延をプログラム可能
- 10nF = 12.8ms、10µF = 12.8s
- 検出時間遅延をプログラム可能
- 10nF = 1.28ms、10µF = 1.28s
- マニュアル・リセット ( MR) 機能
- 出力トポロジ:オープン・ドレインまたはプッシュプル
TPS37 に関する概要
TPS37 は、過電圧 (OV) および低電圧 (UV) 状態の高速検出のための、入力範囲が広く静止電流が小さいウィンドウ・スーパーバイザのファミリです。各デバイスは、高精度の内部基準電圧、2 つの独立した構成可能な電圧コンパレータ、抵抗デバイダを内蔵しています。TPS37 は、ファクトリ・オートメーション、モータ駆動、ビル・オートメーションなどの各種産業用アプリケーションの 12V/24V 電源レールに直接接続し、それを監視できます。SENSE ピンに組み込まれたヒステリシスは、電源電圧レール監視中のリセット信号の誤検出を防止します。
VDD ピンと SENSE ピンが独立しているため、信頼性が高いシステムが求める冗長性を実現できます。SENSE は VDD から切り離されているため、VDD よりも高い電圧と低い電圧を監視できます。SENSE ピンは高インピーダンス入力であるため、任意で外付け抵抗を使用できます。CTSx および CTRx ピンを使うことで、RESET 信号の立ち上がり / 立ち下がりエッジの遅延を調整できます。また、CTSx は、監視対象の電圧レールの電圧グリッチを無視することで、デバウンサとして機能します。CTRx は、システムを強制的にリセットするための手動リセット ( MR) として動作します。
TPS37 は WSON または SOT-23 パッケージで供給されます。IEC60664 のガイドラインに基づいて VDD と GND との間の沿面距離を増やすため、中央パッドはどこにも接続されていません。TPS37 は -40℃~+125℃の T A で動作します。