パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23-THN (DDC) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS3700-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に認定済み
- 下記内容で AEC-Q100 認定済み:
- デバイス温度グレード 1:-40℃~125℃の周囲動作温度範囲
- デバイス HBM ESD 分類レベル H2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C6
- 機能安全対応
- 広い電源電圧範囲:1.8V~18V
- 可変スレッショルド:400mV まで下降
- 過電圧および低電圧検出用のオープン・ドレイン出力
- 低い静止電流:5.5µA (標準値)
- スレッショルドの高い精度:
- 温度範囲全体で 1%
- 0.25% (標準値)
- 内部ヒステリシス:5.5mV (標準値)
- ThinSOT23-6 と WSON の各パッケージで供給されます
TPS3700-Q1 に関する概要
TPS3700-Q1 は電源電圧範囲の広いウィンドウ電圧検出器で、1.8V~18V の範囲で動作します。このデバイスには高精度コンパレータが 2 つ、内部的な 400mV の基準電圧、および過電圧と低電圧検出用の 18V 定格のオープン・ドレイン出力が 2 つ内蔵されています。TPS3700-Q1 はウィンドウ電圧検出器としても、2 つの独立した電圧モニタとしても使用でき、監視対象の電圧は外付け抵抗により設定できます。最大 65V の入力電圧に対応できるより広い範囲については、TPS37A-Q1 デバイスまたは TPS38A-Q1 デバイスを参照してください。
OUTA ピンは、INA+ ピンの電圧が (V IT+ – V hys) より低くなると LOW に駆動され、対応するスレッショルド (V IT+) より高い電圧に戻ると HIGH に復帰します。OUTB ピンは、INB– ピンの電圧が V IT+ より高くなるとLOWに駆動され、対応するスレッショルド (V IT+ – V hys) より低い電圧に戻ると HIGH に復帰します。TPS3700-Q1 デバイスのコンパレータは両方とも、短時間のグリッチを除去するためヒステリシスが組み込まれているので、誤ったトリガが発生せず、安定した出力動作が保証されます。
TPS3700-Q1 デバイスは Thin SOT-6 および 1.5mm × 1.5mm の WSON-6 パッケージで供給され、-40℃~125℃の接合部温度範囲で動作が規定されています。