パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSE) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS3899-Q1 の特徴
車載アプリケーション向けに認定済み:
- 以下の結果で AEC-Q100 認定済み:
- デバイス温度グレード 1:-40℃~+125℃の動作時周囲温度範囲
- デバイス HBM ESD 分類レベル 2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C7B
高性能を実現する設計:
- わずかな静止電流:125nA (標準値)
- 高いスレッショルド精度:±0.5% (標準値)
- 高精度ヒステリシス (VHYS) を内蔵:5% (標準値)
多様なアプリケーションに対応する設計:
- 動作電圧範囲:
- 0.85V~6V (DL および PL 出力)
- 1V~6V (PH 出力)
- 調整可能なスレッショルド電圧:0.505V (標準値)
- 高精度の電圧およびプッシュ ボタン モニタ
- プログラム可能なセンスおよびリセット遅延
- 固定 (VIT-) 電圧:0.8V~5.4V (0.1V 刻み)
複数の出力トポロジ / パッケージ タイプ:
- TPS3899DL-Q1:オープン ドレイン、アクティブ LOW (RESET)
- TPS3899PL-Q1:プッシュプル、アクティブ LOW (RESET)
- TPS3899PH-Q1:プッシュプル、アクティブ HIGH (RESET)
- パッケージ:1.5mm × 1.5mm WSON (DSE)
TPS3899-Q1 に関する概要
VDD ピンと SENSE ピンが別になっているので、高信頼性システムで求められる冗長性を実現できます。SENSE は VDD から分離されており、VDD 以外のレール電圧も監視できます。SENSE ピンは高インピーダンス入力なので外付け抵抗を使うこともできます。CTS と CTR は、リセット信号の立ち上がり / 立ち下がりエッジで遅延を調整するのに使います。CTS は、監視対象の電圧レールの電圧グリッチを無視するデバウンシング機能として機能し、また、システムを強制的にリセットするための「手動リセット」としても動作します。
TPS3899-Q1 は、高精度という性能とクラス最高の機能をコンパクトなフォーム ファクタで実現しており、車載用およびバッテリ駆動 / 低消費電力の幅広いアプリケーションに理想的なソリューションです。このデバイスは、-40℃~+125℃ (TA) の温度範囲にわたって完全に動作が規定されています。