パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (D) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 75 | TUBE |
TPS5410 の特徴
- 5.5V~36V の広い入力電圧範囲
- 最大 1A の連続 (1.2A のピーク) 出力電流
- 内蔵された 110mΩ の MOSFET スイッチにより、最大 95% の高効率を実現
- 広い出力電圧範囲:1.5% の初期精度で最低 1.22V まで調整可能
- 内部補償により外付け部品の数を最小化
- 500kHz の固定スイッチング周波数により、フィルタ サイズの小型化が可能
- 入力電圧フィードフォワードにより、ライン・レギュレーションと過渡応答を向上
- 過電流制限、過電圧保護、サーマル シャットダウンによりシステムを保護
- 動作時の接合部温度範囲:–40℃~125℃
- 小型の 8 ピン SOIC パッケージで供給
TPS5410 に関する概要
TPS5410 は、低抵抗のハイサイド N チャネル MOSFET を内蔵した大出力電流の PWM コンバータです。他の特長としては、過渡条件で電圧調整の精度を維持できる高性能な電圧誤差増幅器、入力電圧が 5.5V に達するまで起動を抑える低電圧ロックアウト回路、突入電流を制限するように内部的に設定されるスロースタート回路、過渡応答を改善するための電圧フィード・フォワード回路などがあります。ENA ピンにより、シャットダウン時の消費電流を 18µA (標準値) まで低減できます。また、アクティブ High イネーブル、過電流制限、過電圧保護、サーマル シャットダウンの機能も備えています。設計の複雑さを回避し、外部部品点数を減らすために、TPS5410 の帰還ループは内部的に補償されます。
TPS5410 デバイスは、使いやすくなった、8 ピンの SOIC パッケージで提供されています。TI は評価基板とソフトウェア・ツールを提供しており、短期間の開発サイクルで、高性能な電源設計が迅速に行われることを支援しています。