パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-5X3 (DRL) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS61023 の特徴
- 入力電圧範囲:0.5V~5.5V
- スタートアップ時の最低入力電圧:1.8V
- 出力電圧設定範囲:2.2V~5.5V
- 2つの 47mΩ (LS) / 68mΩ (HS) MOSFET
- 3.7A のバレー・スイッチング電流制限
- VIN = 3.6V、VOUT = 5V、IOUT = 1.5A のとき 94% の効率
- VIN > 1.5V のとき 1MHz、VIN < 1V のとき 0.5MHz のスイッチング周波数
- VIN および SW からのシャットダウン電流 0.1µA (標準値)
- -40℃~+125℃ の範囲で ±2.5% 精度の基準電圧
- 軽負荷時の自動 PFM 動作モード
- VIN > VOUT 時のパススルー・モード
- シャットダウン時に入力と出力を完全に切り離し
- 出力過電圧およびサーマル・シャットダウン保護機能
- 出力短絡保護機能
- 1.2mm × 1.6mm の SOT563 (DRL) 6 ピン・パッケージ
TPS61023 に関する概要
TPS61023 デバイスは、超低入力電圧 (0.5V) の同期整流昇圧コンバータです。このデバイスは、各種バッテリおよびスーパー・キャパシタで動作する携帯機器およびスマート・デバイス用の電源に使用できます。TPS61023 は、全温度範囲にわたって 3.7A (標準値) のバレー・スイッチ電流制限が可能です。0.5V~5.5V という広い入力電圧範囲を持つ TPS61023 は、スーパー・キャパシタ・バックアップ電源アプリケーションをサポートしています。これらのアプリケーションはスーパー・キャパシタを著しく放電させる場合があります。
入力電圧が 1.5V を超える場合、TPS61023 は 1MHz のスイッチング周波数で動作します。入力電圧が 1.5V~1V の場合、このスイッチング周波数は 0.5MHz まで徐々に低下します。軽負荷条件の場合、TPS61023 はパワーセーブ・モードに移行し、負荷電流の全範囲にわたって高い効率を維持します。軽負荷時には、VOUT から 20µA の静止電流を消費します。シャットダウン中、TPS61023 は入力電源から完全に分離され、0.1µA の電流しか消費しないため、長いバッテリ寿命を達成できます。TPS61023 には 5.7V の出力過電圧保護、出力短絡保護、およびサーマル・シャットダウン保護機能が搭載されています。
TPS61023 は 1.2mm × 1.6mm の SOT563 (DRL) パッケージで供給され、外付け部品が少ないため、非常に小さなソリューションを実現できます。