パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGT) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS62092 の特徴
- 入力電圧範囲: 2.5V~6V
- DCS-Control
- 95%のコンバータ効率
- パワーセービング・モード
- 動作時の静止電流20µA
- 100%デューティ・サイクル動作により低いドロップアウト電圧を実現
- 標準スイッチング周波数2.8MHz/1.4MHz
- 出力電圧は0.8V~VINまで可変
- 固定出力電圧バージョン
- 出力放電機能
- 調整可能なソフト・スタート
- ヒカップ短絡保護
- 出力電圧トラッキング
- TPS62095とピン単位で互換
アプリケーション
- 分散型電源
- ノートPC、ネットブック
- ハードディスク・ドライブ(HDD)
- ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)
- プロセッサの電源
- バッテリ駆動のアプリケーション
TPS62092 に関する概要
TPS6209xデバイスは高周波数の同期整流降圧型コンバータで、サイズが小さく、高効率で、バッテリ駆動のアプリケーションに適したソリューションとなるよう最適化されています。最大の効率を実現するため、このコンバータはパルス幅変調(PWM)モードで動作します。公称スイッチング周波数は2.8MHz/1.4MHzで、負荷電流が小さいときには自動的にパワーセービング・モードの動作に移行します。分散型電源およびポイント・オブ・ロード・レギュレーションで使用するとき、他の電圧レールへの電圧トラッキングが可能で、10µFから150µFまで、さらにそれ以上の出力容量を許容できます。このデバイスは、DCS-Controlトポロジを使用して非常に優れた負荷過渡性能と、出力電圧の正確なレギュレーションを実現しています。
出力電圧のスタートアップ・ランプはソフトスタート・ピンにより制御されるため、スタンドアロンの電源またはトラッキング構成で動作できます。イネーブル・ピンおよびパワー・グッド・ピンの構成により、電源シーケンシングも可能です。パワーセービング・モードでは、デバイスは標準20µAの静止電流で動作します。パワーセービング・モードへの遷移は自動的かつシームレスに行われるため、負荷電流範囲の全体にわたって高い効率が維持されます。