パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGT) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS62097-Q1 の特徴
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- デバイス温度グレード1: 動作時接合部温度範囲 –40°C~125°C
- デバイスHBM ESD分類レベル2
- デバイスCDM ESD分類レベルC6
- iDCS-Controlトポロジで、スイッチング周波数を選択可能
- 強制PWMまたはパワーセーブ・モード
- 最大97%の効率
- 入力電圧2.5V~6.0V
- 出力電圧は0.8V~VINまで可変
- 3.3Vの固定出力電圧(TPS6209733-Q1)
- ±1%の出力電圧精度
- ヒカップ短絡保護機能
- ソフト・スタートアップをプログラム可能
- 出力電圧トラッキング
- 100%デューティ・サイクル動作による最小のドロップアウト電圧
- 出力放電
- パワー・グッド出力
- サーマル・シャットダウン保護機能
- ウェッタブル・フランク付きの3mm×3mm QFNパッケージで供給
TPS62097-Q1 に関する概要
TPS62097-Q1デバイスは同期整流降圧型コンバータで、高効率とノイズが重要なアプリケーションに最適化されています。このデバイスは、広い出力電流範囲にわたって高い効率で変換を行うことを主眼としています。コンバータは、中負荷から高負荷ではPWMモードで動作し、軽負荷時には自動的にパワーセーブ・モードの動作に移行します。スイッチング周波数は、外付けの抵抗により1.5MHz~2.5MHzの範囲で選択可能です。iDCS-Controlを強制PWMモードで動作させると、一定のスイッチング周波数により低ノイズの動作を実現できます。
システム電源レールの要件に対処するため、内部補償回路は150µFを超えるものも含め、多くの外部出力コンデンサの値を選択できます。スタートアップ時の突入電流を制御するため、デバイスはSS/TRピンに接続される外付けコンデンサにより、ソフト・スタートアップをプログラムできます。SS/TRピンは、電圧トラッキング構成にも使用されます。デバイスには短絡保護、パワー・グッド、サーマル・シャットダウン機能が搭載されています。