パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSC) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS7A39 の特徴
- 単一パッケージで正負LDOを実現
- 広い入力電圧範囲: ±3.3V~±33V
- 広い出力電圧範囲:
- 正範囲: 1.2V~30V
- 負範囲: -30V~0V
- 出力電流: チャネルごとに150mA
- 単調な起動時間のトラッキング
- 高い電源除去率(PSRR)
- 69dB (120Hz)
- ≥ 50dB (10Hz~2MHz)
- 出力電圧ノイズ: 21µVRMS (10Hz~100kHz)
- バッファリングされた1.2V基準電圧出力
- 10µF以上の出力コンデンサで安定
- 単一の正論理イネーブル
- 可変のソフトスタート突入電流制御
- 3mm×3mmの10ピンWSONパッケージ
- 低い熱抵抗: RθJA = 44.4℃/W
- 動作温度範囲: -40℃~+125℃
TPS7A39 に関する概要
TPS7A39デバイスは、デュアル、モノリシックの、高PSRR、低ドロップアウト(LDO)正負電圧レギュレータで、最大150mAの電流をソース(およびシンク)できます。レギュレートされた出力は、個別かつ外部的に対称電圧または非対称電圧に調整できるので、シグナル・コンディショニング向けのデュアル・バイポーラ電源として最適です。
TPS7A39の正および負の出力は、起動中、レシオメトリックに相互トラッキングすることで、フローティング状態や、デュアルレール・システムによくあるその他の電源シーケンシングの問題を軽減します。負の出力を最大0Vまでレギュレートできるので、単電源アンプの同相電圧範囲が広くなります。また、TPS7A39は高いPSRR能力を備えており、シグナル・インテグリティを損なうおそれのあるスイッチング・ノイズなどの電源ノイズを排除します。
両方のレギュレータが単一の正論理イネーブル・ピンで制御され、標準デジタル・ロジックとインターフェイスできます。コンデンサ・プログラマブルなソフトスタート機能により、突入電流と起動時間を制御します。高精度出力および出力電圧マージニングの実現や、その他の電源のトラッキングのために、TPS7A39の内部基準電圧を外部基準電圧でオーバーライドできます。また、TPS7A39では基準電圧出力がバッファリングされているので、システム内のその他のコンポーネントの基準電圧として使用できます。
これらの機能により、TPS7A39はオペアンプ、D/Aコンバータ(DAC)、その他の高精度アナログ回路に電源供給するための堅牢でありながら簡易なソリューションを提供します。